習志野市議会 > 1994-06-16 >
06月16日-03号
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  1. 習志野市議会 1994-06-16
    06月16日-03号


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    最終取得日: 2022-11-21
    平成 6年  6月 定例会(第2回)       平成6年習志野市議会第2回定例会会議録(第3号)  -----------------------------------●平成6年6月16日(木曜日)  -----------------------------------●議事日程(第3号)  平成6年6月16日(木曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 一般質問  -----------------------------------●本日の会議に付した事件 1.諸般の報告 1.会議録署名議員の指名 1.一般質問  ●三代川佐一君   1 都市計画道路3・3・3号線が市道710号線と交差する習志野市立第三中学校の角、交差点の交通安全確保について   2 谷津コミュニティーセンター等の建設計画について   3 千鳥橋に交通信号機の設置促進について   4 干潟側の車道上電柱撤去  ●宮内一夫君   1 図書館行政について   2 福祉行政について   3 地域問題について   4 教育行政について  ●小倉政之君   1 市長の政治姿勢について    (1) 高齢者保健福祉計画について    (2) 温水プールについて    (3) 袖ケ浦終末処理跡地と遊休地について   2 教育行政について    (1) 幼児教育について    (2) 津田沼小学校の建てかえについて  ●田畑富三夫君   1 障害者福祉について    (1) 「障害者基本法」による本市の対応について   2 自転車等の駐輪対策について    (1) 現状の放置状況と対策について    (2) 「自転車の安全利用と促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」の改正に伴う本市の対応について 1.延会の件  -----------------------------------●出席議員(30名)   1番  築沢平治君      2番  宮本博之君   3番  高橋 司君      4番  帯包文雄君   6番  立崎誠一君      7番  渡辺久江君   8番  辰巳久美子君     9番  川崎忠男君  10番  加瀬敏男君     11番  小川嘉一郎君  12番  三代川佐一君    13番  森田三郎君  14番  田畑富三夫君    15番  鴨 哲登志君  16番  宮内一夫君     17番  三浦邦雄君  18番  井上千恵子君    19番  田久保清一君  20番  保月美世子君    21番  浅川邦雄君  22番  鈴木正志君     23番  関 桂次君  24番  木村静子君     25番  佐藤正己君  26番  平川博文君     27番  目黒 博君  28番  田久保久之君    29番  服部啓一郎君  30番  小倉政之君     31番  吉田順平君●欠席議員(1名)  32番  馬場信韶君  -----------------------------------●説明のため出席した者の職氏名  市長     荒木 勇君    助役     鈴木専蔵君                  企画政策  収入役    鳥羽潤一郎君          篠原 潔君                  部長  総務部長   服部 驍君    財政部長   染谷秀丈君  経済環境            市民保健         小倉 孝君           関口美代子君  部長              部長  土木部長   笛吹 優君    都市部長   富谷輝夫君  福祉部長   佐藤倉二君    教育長    平野久雄君  消防長    小林 博君    企業管理者  藤野太一郎君  実籾第一土  地区画整理  今筒正男君    行政課長   今関 隆君  事務所長  -----------------------------------●議会事務局出席職員氏名  事務局長   安部 博     事務局次長  柴田充弘  議事課長   小林祥晃     議事係長   安田啓子  主任主事   内海 忠  -----------------------------------              午前10時0分開議 ○議長(田久保久之君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名であります。よって、会議は成立いたしました。  ----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(田久保久之君) この際、諸般の報告をいたします。 会派の異動について申し上げます。6月15日付で習政会の代表者が井上千恵子君から三浦邦雄君に変更した旨報告がありました。 これにて報告を終わります。  -----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(田久保久之君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において         7番 渡辺久江君及び         8番 辰巳久美子君を指名いたします。  ----------------------------------- △一般質問 ○議長(田久保久之君) 日程第2、一般質問を行います。通告順に従い、順次質問を許します。 12番三代川佐一君。登壇を願います。            〔12番 三代川佐一君 登壇〕 ◆12番(三代川佐一君) 皆さんおはようございます。議長のお許しをいただきましたので、冒頭に3点ほど質問をさせていただきます。 都市計画道路3・3・3号線が市道710線と交差する習志野市立第三中学校の角、交差点の交通安全確保について、都市計画道路3・3・3号線の建設については、昭和39年第1次埋め立て終了の後、昭和40年3月24日に計画が策定されました。そして昭和41年袖ケ浦地域が市に編入され、42年には公団袖ケ浦団地の一斉入居が行われました。これに伴い昭和42年習志野市立第三中学校と袖ケ浦西小学校が、44年には袖ケ浦東小学校が創立されました。49年には袖ケ浦東幼稚園が開園しております。 これと並行いたしまして、周辺戸建て住宅の入居も進み、袖ケ浦地域は急激に人口が膨張したわけでございます。習志野市の将来像、都市計画、道路交通の体系の整備を考えるとき、この都市計画道路3・3・3号線の開通は重要な意味を持っておると思われます。しかし市や県から道路構造や環境対策など何ら具体的な提案もなく、16年間以上この問題を放置されてきました。 一方、昭和55年4月に都市計画道路3・3・2号線が完成し、第2次埋め立ての秋津地区との連携道路が実現したわけでございます。そして秋津地区、香澄地区の住民から要望も強く出始め、京葉線の開通という新たな運輸、交通状況を迎え、湾岸道路と直結する市道333号線利便性が大きくクローズアップされるに至ったわけでございます。 昭和59年11月千葉県企業庁は……         〔「3・3・3号線だろう」と呼ぶ者あり〕 ◆12番(三代川佐一君) 3・3・3号線でございます、失礼をいたしました。ありがとうございます。 59年11月千葉県企業庁、窓口は習志野市都市部計画課から袖ケ浦地域に対して、初めて都市計画道路3・3・3号線に関する環境アセスメントについて住民説明会の申し出がありました。これを皮切りに62年6月に開通工事の同意を得るまで約3年弱、3・3・3号線をめぐって住環境、交通事故問題、騒音、振動、大気汚染、環境破壊問題、利便性など関係者各位、地元町会、自治会、PTA、子供会、学校、幼稚園、保育園関係者で論議をされてまいりました。 こうして平成2年12月に都市計画道路3・3・3号線ふれあい橋が完成しました。この交差点は交通安全対策として、地元は昭和62年にスクランブル方式の採用を要望したわけでございます。これに対して習志野市の回答は、習志野警察と協議の結果、スクランブル化は困難であるので、これにかわる安全対策としてナトリウム灯の設置、あるいは注意看板及び音の出る信号機の設置、歩行者専用機サイクル調整、これらを関係機関と協議をして講じますと回答をされております。当時の説明はスクランブル方式の採用ができない理由として、この交差点の存在する道路はあくまで生活サービス道路であって、交通量の多い産業道路ではないから、スクランブル化については必要ないということでございました。 こうして交差点部分は今や開通当時の生活道路ではなく、明らかに車両交通の激しい産業道路化しておるというのが、地元住民やPTA関係者の声として強く出されております。その安全対策が強く求められておる状況でございます。近時の状況を踏まえても、平成6年6月きょう現在においても当局は同じ考えをお持ちなのでしょうか、お伺いいたします。 続いて、第2点目でございます。谷津コミュニティーセンター等建設計画について、現在施設は昭和53年4月に開設され利用してまいりましたが、建物の老朽化とあわせて狭隘のため、現時点では有効活用に支障を来しております。私は平成3年6月議会において改善方提案をいたしましたところ、最大のネックは隣接地の用地取得ができなければ、何も進展できないことが判明したわけでございます。私は地元の議員として地権者の御理解を得るために側面から働きかけました。そして平成4年8月に用地取得が完了し、平成5年、6年に基本設計、6年から7年に複合施設として建設されることになりました。行政の皆様方の力強いたまものと心から感謝をしておる次第でございます。なお地域住民は当施設が完成するのを一日千秋の思いで待っておられます。市は平成6年度予算に谷津コミュニティーセンターの建設費7億5,000万円を計上され、事業概要RC2階、1,840平方メートル、コミュニティーセンター、図書館、ほか具体的に向けてスタートをしておりますが、いろいろな問題点があろうかと思います。地元利用者の希望も取り入れて検討された基本案等について、今後のスケジュールについてお伺いするものでございます。 第3点目です。千鳥橋交通信号機設置促進についてでございます。市道00-103号線、千鳥橋付近に信号機の設置要望を平成2年度から継続して要望しておりますが、市側の回答は、「公安委員会に要望しました」のみで今日に至っております。その間京葉道路谷津橋工事のため、平成5年度の暮れまで工事用臨時信号機が設置されておりましたが、現時点ではすべて完了しております。早急に信号機の設置について現在までの進捗状況をお知らせくださいますようお願い申し上げます。 津田沼高等学校干潟側の車道上の電柱撤去について、津田沼高等学校の干潟側の車道上にありました電柱については、この車道を利用する地域住民の方々、交通安全上大変な支障を来しておりました。そこで平成4年9月議会において地域住民の方々の交通安全上、またここを通過する車両の安全上の観点から、この車道上電柱を移設する必要性があるのではないかという提案をさせていただいたところでございます。そして本年3月、かねてより地域住民の方々が願望としておりました電柱撤去がされました。しかも地下ケーブルすることによりまして、交通安全上確保のみならず、周辺の景観上からいっても理想的な市道の整備が実現したわけでございます。聞くところによりますと、この電柱撤去と地下ケーブル化につきましては大変な費用等が必要であったといいます。この仕事に当たられました東京電力はもとより、習志野市の関係各位の皆様方の御努力に対しまして、ここに厚く御礼を申し上げたいと思います。 以上、第1回目の質問といたします。執行部の皆様方の御配慮よろしくお願いいたします。            〔12番 三代川佐一君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。登壇を願います。            〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) 皆さんおはようございます。きょうから4日間にわたります一般質問でございますけれども、私たち執行部といたしましても、議員の皆様方からの御質問に対しましては真摯にお答えを申し上げ、そして実りのある4日にしたいと、こういう決意で臨んでおります。よろしくお願い申し上げます。 では、まず三代川議員の御質問にお答えしてまいりますが、教育問題につきましては教育長より答弁をいたします。 最初に、3・3・3号線と市道710号線とのスクランブル方式を認められないかと、こういう御質問でございます。第三中学校脇交差点の安全対策についての御質問でございますが、この交差道路は幅員22メートルの都市計画道路3・3・3号線と幅員18メートルの市道00-107号線が交差しているため、一般型信号機により交通の円滑化を行っている現状でございます。都市計画道路3・3・3号線は、片側3メートルの歩道を両側に配置し、車道部は16メートルであり、右折レーンを有しております。また市道00-107号線は片側3.5メートルの歩道を両側に配置し、車道部は11メートルでございます。御要望のスクランブル交差点につきましては、千葉県警察本部の基準によりますと、車両通行量1時間当たり約5,000台以上、歩行者の数が2,500人以上及び信号機サイクル4現示以上を対象とするとなっております。実施に当たりましては、千葉県公安委員会が現地を調査し、地元警察署と協議して行っているものであります。そこで平成6年6月3日に習志野警察署と協議いたしましたところ、以上申し上げましたとおり、現段階でのスクランブル化は困難であると、こういう見解が示されております。今後につきましては、地元住民並びにPTA関係の方々からの御意見をも出されているということでございますが、この趣旨について三代川議員からも十分御理解をいただくよう、御努力説得のほどをお願い申し上げる次第でございます。 次に、千鳥橋に交通信号機の設置促進を図ってほしい、こういう御質問でございます。千鳥橋の交通信号機設置に関しましては、平成3年より習志野警察署へ要望してまいりましたが、平成6年5月18日千葉県警察本部規制課及び習志野警察署交通課と、現地調査の上設置する旨の回答をいただいております。なお設置時期につきましては、設置箇所が橋上位置のため耐久対策検査が必要となり、平成6年10月末ごろになるとのことでございます。 第1回の私の答弁を終わります。            〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 続いて答弁を求めます。教育長平野久雄君。登壇を願います。            〔教育長 平野久雄君 登壇〕 ◎教育長(平野久雄君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 三代川議員さんの御質問である谷津コミュニティーセンター建築にかかわる基本計画案及び今後のスケジュールについての御質問でございますので、谷津コミュニティーセンター等の基本計画案と今後のスケジュールについてお答えいたします。 まず、建物の位置につきましては、隣接住民の方々と3回にわたり協議する中で、現在のコミュニティーセンターの敷地を中心に建設することになりました。建設に当たっては隣接する家屋に極力日陰を生じないよう、位置や建物の高さについて工夫し、住民の方々に了解をいただく中で決定をいたしました。 次に、施設規模でございますが、1階はコミュニティーセンターヘルスステーションを配置しております。床面積は約1,085平方メートルであります。2階は図書館を配置しておりますが、その床面積は約765平方メートルであります。今後のスケジュールといたしましては、ことしの7月中には設計を終了させ、12月議会には契約案件として上程し、来年1月より工事を開始、7年度末完成を予定しております。 1回目のお答えを終わります。            〔教育長 平野久雄君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君の再質問を許します。自席から。 ◆12番(三代川佐一君) 順を追って再質問をさせていただきます。 この交差点部分における登校及び下校時間帯の車両通行量、車両及びその人員について把握できておられましょうか、お伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 再質問にお答えしてまいりたいと思います。 平成5年の11月に経済環境部の環境保全センターが交通量調査を実施しております。その中で都市計画道路3・3・3号線につきましては、1日当たりの交通量が1万3,000台であります。登校時間帯午前7時から9時までの2時間の通行量につきましては約2,000台でございました。1時間当たりといたしますと平均1,000台ということになります。車種につきましては、この区間大型通行規制になっておりますので普通自動車と軽自動車という状況でございます。それから歩行者の数につきましては調査を実施しておりませんので把握をしておりません。 以上でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) 同じく交差点等における対物事故件数及び事故による死傷者によって、そういう数の方がわかっていればお知らせいただきたいと思います。
    ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) ちょっと習志野市内の事故件数についてお話ししておきたいと思いますけれども、平成5年における市内の交通事故発生件数は総数で738件でございます。死者数が7名、負傷者数が880人でございました。この第三中学校脇の交差点における平成5年度の事故件数は7件ございました。死者はございませんでしたけれども、傷者は4人でございました。発生時間でございますけれども、登下校時には発生してないという警察からの調査でございます。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) この交差点部分における今後の交通量の予測数値について把握しておられたら伺いたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 昨年都市部で実施いたしました都市交通基本計画策定調査がございまして、この報告書によりますと、既定計画の将来道路網における当該地の交通量は、1日当たり1万台から2万台という予測をしてございます。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) この交差点部分における新たな安全対策はどのように考えておるのかお伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 新たな安全対策だそうです。よろしいですか。答弁を求めます。土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) この交差点につきましては、交通安全対策として右折レーンの設置をいたしました。今後につきましては、信号機の改良でございますけれども、右折矢印のある信号機に変更できないかということで、習志野警察署と協議してまいりたいと考えております。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) 私はスクランブルにしていただきたいとお願いをしておったわけですが、警察との協議で困難というか、そういう難しい面があるな、これは昭和62年度の回答と全く同じような部分があります。本当にこれでよろしいでしょうか。安全対策とは何か、現在袖ケ浦地域全体は何らかの対策を講じていただこうということで一生懸命御努力をしているわけです。そこでPTAの皆さん方は日常茶飯事交通安全の確保に力を注ぎ、登下校の事故がゼロだということは、PTAの皆さん方の日常の御努力じゃないかなというふうに思ってます。この場所で幼稚園、小学校、中学校、この多くの生徒が日常利用されており、そこでPTAの皆さん方は3・3・3号線の交通指導に危険性があるのではないかということで、何らかの対策を考えていただこう、講じていただこうということで、昨年2月7日から10日までの4日間でございますけれども、一応交通量調査を行いましたので、その数字を私の方で申し上げたいと思います。 7時45分から7時50分の間97台、7時50分から7時55分までが74台、7時55分から8時までが105台、8時から8時5分までが90台、8時5分から10分まで91台、この25分間の間でございますけれども457台、500台弱になるわけでございますが、これはあくまでも袖ケ浦東小学校から西小学校の方へ向かう直進の車と、また袖ケ浦西小学校から袖ケ浦東小学校方面に向かう直進車は入っておりません、数には。それで左折、右折のみの車でございます。このような状況でありますので、信号機の調整、また右折矢印というお話もございました、その辺も十分やっていただきたいと思います。さらにはこれと併用して3・3・2号線の交通安全対策も含めて、スクランブル方式が困難であれば、できるまでの期間早急対策として何かお示しいただければありがたいと思います。いま一度お伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 引き続いて答弁を求めます。土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) スクランブル交差点につきましては、最初に市長からお答えいたしましたように、一つの基準がございまして、なかなか困難ではないかなと、特にスクランブルについてはやはり駅前の雑踏部分であるとか、相当交通混雑の箇所、これらについて取り上げていると実況のようでございます。ただ、情勢によっては警察と協議をしてまいりたいと思いますけれども、いずれにしろ、信号機の設置あるいは交通規制につきましては、公安委員会の権限でございますので、私ども今お伺いした数字を示しながら、警察の方に要望してまいりたい、そう思っております。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) 何か話を聞いていると、スクランブルはちょっと難しいなあという観念を受けるわけなんですが、先ほどお話しした矢印の問題、あるいは信号機の調整、そういう中で安全対策を講じていただければ、その辺を一日も早く取り組んでいただきたいな、警察の方とひとつ協議をしていただいて速急にお願いしたいということでございますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、谷津コミュニティーセンターについて再質問をさせていただきます。谷津コミュニティーセンターについては基本案、建物規模等を検討され、よく概要わかりました。各階のレイアウトについて極力市民の希望をさらに取り入れていただき、特に施設内容及び防音あるいは車の収容台数、児童公園、ゲートボール等の確保についてお伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 施設内容についてでございますが、1階はコミュニティーセンターヘルスステーションの機能を兼ね備えた施設を配置してございます。具体的に申し上げますと、玄関それからラウンジ、事務室、幼児室、それに調理室、多目的室、会議室、和室、健康増進室等を設置する予定になっております。2階の図書館には一般コーナー児童コーナーのほかに、お話し室等を組み入れたいと考えております。なお設備的には全館冷暖房を完備し、福祉環境基準にあわせてエレベーター等も設置いたします。防音室については多目的室を公民館並みの防音施設にいたします。 それから、駐車台数につきましては、地元の要望等を取り入れまして最低30台以上とめられますように努力していきたいと思います。 次に、公園につきましては、都市部にコミュニティーセンターと一体となって利用できるようにお願いしてございます。 最後に、ゲートボール場につきましては、都市部の御協力によりまして、公園の中に広場と兼用する中で整備できるようになっております。 以上でございます。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) ありがとうございます。今後も進めるに当たりまして、地元と十分な説明をし、また利用しやすいセンターづくりに努力していただきたいと思います。ありがとうございます。 続きまして、ヘルスステーション部分の施設概要について伺わせていただきます。現在谷津コミュニティーセンターヘルスステーションは事務室のみで、面積も狭く、職員が4人分の机がようやく置ける状態でございます。今後高齢社会が到来していく中で、保健婦の増員やホームヘルパー等の配置が可能な部屋、健康教育、健康相談が実施できるようなそういう部屋が必要じゃなかろうか。建設計画等についてどのようになっておるのかお伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 続いて答弁を求めます。市民保健部長関口美代子君。 ◎市民保健部長(関口美代子君) お答えいたします。 谷津ヘルスステーションの建設に当たっては、ただいま御指摘がございましたように、高齢者保健福祉計画に対応する施設とし、事務室は保健婦とホームヘルパーの配置スペースと、それから個別の健康相談を兼ね約64平方メートル、次に健康増進室につきましては健康相談を初め、健康教育や各種健康診査を実施したり、地域の皆さんが健康体操等も行なえるよう配慮し約115平方メートルを予定しております。このほか、コミュニティーセンター内には調理室や和室も建設されることになっておりますので、必要に応じてこれらの施設も十分利用しながら栄養指導等を実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) ありがとうございます。 それでは、開設時の備品等の整備について伺わせていただきます。平成6年3月26日谷津公民館において新しい谷津コミュニティーセンターが開設する際には、ピアノとかビデオ機、時代にマッチした備品等を整備するよう要望出されたと聞いておりますが、開設時の備品整備について、もちろんヘルスステーションも含めた中で、どのように考えておるのかお伺いいたします。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 谷津コミュニティーセンターの備品等につきましては、机、いす等基本的な運営備品を開設時に整備したいと考えております。今お話がございましたように、地域の方々からの要望といたしまして、ピアノあるいはビデオディスクですかも要望がございますが、財政事情も考案いたしまして、年次計画を立てて整備してまいりたいというふうに私は考えております。 また、ヘルスステーションの備品につきましては、自動血圧測定器とか、それから高齢者の方々が気軽に利用できる備品等を整備して、地域の皆さんに利用しやすいヘルスステーションにしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田久保久之君) 12番三代川佐一君。 ◆12番(三代川佐一君) 要望にとどめます。 備品等も全部がそろうというようなことには聞こえませんでしたが、備品もできるだけ早いうちにそろえていただいて、せっかく立派なものができて、皆さん方に活用していただくわけですから、何らかのやりくりでもつけて早くお願いできればありがたいなと、そういう面でひとつ努力していただきたいと思います。 要望等たくさん、いろいろあったと思われますが、ひとつよろしくお願い申し上げます。 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(田久保久之君) よろしゅうございますね。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) これより同一会派の関連質問を許します。関連質問はありませんか。---3番高橋司君。 ◆3番(高橋司君) 三代川議員の3・3・3号線の交差点についてでありますが、私も現地を見させていただき、非常に交通渋滞の激しい地域だと認識しております。そんな中で地元の方々の御協力によって、通学、通園の生徒が大きな事故が起きてないというのは、地元の方々の大きな努力の結果だと私も思います。そんな中で、大きな事故が起きないとなかなか腰を上げないというのが公安委員会じゃないかなと、そんなふうに私思うわけで、人命を尊重する意味で、大きな事故が起きないうちに手を差し伸べ、安全対策に十分な努力を払ってもらいたいというのが私のお願いでありますが、その辺を酌んでいただいて、しつこいようですけれども、もう一回執行部の今後の対策について積極的な御意見を伺いたい、そのように思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 今までお答えいたしましたけれども、スクランブル交差点につきましては、もちろん歩行者の安全確保が第一でございますけれども、やはり自動車のスムーズな流れ、これらのことも勘案して決められていっております。そういうことで、かなり繁華街でないとスクランブルを採用していないというのが実態でございますので、そこら辺は御理解いただきたいと思います。 お話にございましたように、それではどういう手立てをしていくんだということで、第一義には信号機の改良したいということでございますので、そのことについて私どもは努力をしてまいりたいということでございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 3番高橋司君。 ◆3番(高橋司君) スクランブルというのは非常に難しいことなので、今部長の方からほかの面で何らかの手を尽くしていきたいというようなことなので、ぜひ一日も早く安全対策に着手していただきたい、要望で終わらせていただきます。 ○議長(田久保久之君) 御要望ですね。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) ほかに関連質問はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 以上で12番三代川佐一君の質問を終わります。 次に、16番宮内一夫君の質問を許します。登壇を願います。            〔16番 宮内一夫君 登壇〕 ◆16番(宮内一夫君) 6月定例会を迎え、社会党を代表し一般質問を行います。 羽田内閣は少数与党という異例の中で難産の末誕生しましたが、発足直後永野前法務大臣の南京大虐殺はでっち上げ発言を初め、柿沢外務大臣、神田防衛庁長官らの有事に対する立法の必要性を主張するなど、危険な発言が相次ぎました。また政府が国際司法裁判所に提出する陳情書で、核兵器使用は国際法に違反しない、違反しないとの記述をしようとしたことなど、これまでの自民党政権ですら踏み越えなかった一線を踏み越える重大な言動であり、とても容認できるものではありません。現在参議院で審議中の94年度予算が成立した後、直ちに衆議院を解散させ、中選挙区制制度のもとで総選挙を実施し民意を問うべきであると思います。 私の質問の第1は、図書館行政についてでありますが、その1点目は中央図書館の建設見通しについてであります。中央図書館は市庁舎や中央コミュニティーセンターなどとの複合的な施設として建設される予定になっていますが、これらの建設見通しについてお伺いをいたします。 2点目は、図書館の電算処理システムについてであります。中央図書館建設までは少なくとも数年はかかりますから、大久保、東習志野図書館など既存館の有効利用を図らなければならないと思います。しかし、これらの既存館の利用は横ばいか、むしろ下がっていることが5年度版統計書によって明らかになっています。これらを打開するために貸し出しの電算処理化を進め、レファレンスサービスや読書相談に対応するなどして、利用向上を図るべきと考えますが、教育長の見解をお伺いをいたします。 3点目は、司書の採用と配置についてであります。今後谷津図書館、中央図書館の建設がされますが、これらのために司書の採用促進と適正配置を求めるものでありますが、所見をお伺いをいたします。 質問の第2は、福祉行政についてであります。 その第1点目は、障害者の方がやむを得ず有料で介護を依頼したとき、市から助成金が出せる制度を創設してほしいということです。このことについては先日障害者の方から次のような手紙をいただきました。「私は習志野市実籾4丁目に住んでおります身体障害者で、日常生活に車いすを使用しているものでございます。生まれつき脳性麻痺の障害を有するため、日常生活を営む上でほとんどすべてにおいて他者からの介護を受けなければ生活が成り立たない暮らしをしています。今では両親や姉が協力し合い、私の介護を長年続けてきました。しかしながら両親も年々年齢を重ね介護疲れを訴えるようになったり、時には病気やけがや冠婚葬祭により実際に介護を行うことが困難な状況が時折発生いたします。今現在そのようなときには千葉県松戸市にある民間の緊急一時保護活動をしている福祉団体に「ばおばぶ」や、柏市にある緊急一時保護を含めた重度障害者の地域での生活を模索する「自立生活センターK2」などに自己負担で一時的に介護を委託しています。つきましては、習志野市におきましても柏市、野田市、我孫子市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市などで既に実施されております心身障害者(児)一時介護委託料助成制度を早急に創設してもらいたい」、こういう内容でした。ぜひこの制度の実現を望むものでありますが、市長の見解をお伺いをいたします。 2点目は、高齢者向け住宅についてであります。高齢化社会が急速に到来すると言われ、高齢者保健福祉計画も作成され、いかに実行に移されるかが待たれているところであります。しかし高齢者についての住宅問題などについては方針すらありません。指針すらありません。高齢者はアパートの建てかえや契約の切りかえ時などで再契約を断られるなどの例が多くなっています。こうした中で公営の高齢者向け住宅が必要と思われますが、その計画はどのようになっているのか、また緊急措置として民間アパートなどを市が借り上げるなどして、高齢者向け住宅を確保する必要があると思いますが、市長の見解をお伺いをいたします。 質問の第3は、地域問題です。 その1点目は、実籾区画整理事業の実籾駅北口広場と19街区の確保と周辺道路などの進捗状況についてお伺いをいたします。 2点目は、実籾駅南口広場建設と県道千葉・鎌ケ谷・松戸線の拡幅についてであります。これらの事業は北側の区画整理事業が終了してからとされていますが、地元の皆さん、地権者の皆さんの了解が必要なことから県への働きかけ、地元への事業の説明などのための準備をすべきと思いますが、市長の見解をお伺いをいたします。 また、県道の拡幅の見通しが困難なら、せめて歩行者や車両の通行の障害になっている電柱の移設か地下埋設などの対策を講じてほしいと思うですが、所見をお伺いいたします。 3点目は、実籾県営住宅の建てかえのその後についてお伺いをいたします。 質問の第4は、教育行政についてであります。 その1点目は、生涯学習地区センターの市内全体の配置計画と建設計画について、どのような計画をお持ちなのか、実籾地区への生涯学習地区センターの建設はどのように考えているのかお伺いをいたします。 2点目は、富士吉田青年の家に天体望遠鏡を設置してほしいということです。富士吉田青年の家は本市の市外教育施設ですが、職員の方々の懇切丁寧な運営、指導のもと有効利用がされていますが、同施設周辺は最近開発が進んだとはいえ、多くの自然が残っており、これらを利用した事業が取り組まれております。その自然という意味で富士吉田は空気がよいせいか夜空が美しく星が大変はっきり見えます。それらを観測するために、ぜひ天体望遠鏡を設置してほしいと思うのですが、見解をお伺いをし、第1回目の質問といたします。            〔16番 宮内一夫君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇君。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) 宮内議員の御質問にお答えいたします。教育問題につきましては後ほど教育長より答弁をいたします。 まず、最初に福祉問題の障害者の方が有料で介護を依頼したときに、市から助成金が出せる制度を創設する意向はないのかと、こういう御質問でございます。本市では心身に障害を持つ方々の保護者が緊急時やむを得ない事情によって、一時的に保護することが困難な場合に、身体障害者については習志野市在宅重度身体障害者短期保護事業実施要領、知的障害者及び児童については、県の在宅心身障害児(者)緊急一時保護事業実施要綱の制度により対応しておるところであります。この制度を利用するときには診断書を必要とし手続に時間を必要としており、緊急時の対応に困難な場合もあるようでございます。そこで、これを補完する例といたしまして、先ほど御指摘がありました柏や松戸市等では前述した制度のほかに、緊急時に即時に対応する民間福祉団体による有料の一時介護サービスを利用される方が多いということから、その経済的負担を軽減する目的で助成制度を実施していると、このように聞いております。御質問の助成制度につきましては、緊急時の対応として効果的であると思われますので、問題点を把握するとともに、他市の状況等を研究しながら十分検討してまいりたいと、このように考えております。 次に、高齢者向け住宅の建設見通しについて答弁を申し上げます。高齢者社会の進展により、独居の高齢者や高齢者のみの世帯の増加が予測されるところでございます。このような中で民間住宅にお住まいの高齢者の方々が家主から土地の高度利用や、老朽化が著しい、火災の事故を起こしやすいなどの理由から、住宅の立ち退き要求を受けるケースがふえつつあります。このため高齢者の住宅をいかに確保するかが今後の課題であります。この住宅の確保策として、私といたしましては、第1に公営住宅の供給が必要であると認識しているところであります。そこで本市の市営住宅の建てかえにおける高齢者向け仕様の住宅の設置、また千葉県が進めている実籾県営住宅の建てかえに伴うシルバーハウジングの建設等による住宅の確保、実籾保育所跡地に建設を予定しておりますケアハウスによる住宅の確保を現在考えております。 御提案の民間住宅の借り上げは住宅の確保という観点からは、一つの解決策となると思いますけれども、幾つかの問題点がございます。その第1点は、民間アパートを借り上げる場合に通常2階建てであることが想定されますが、高齢者が年齢を重ね身体状況が低下した場合に、日常生活において2階への上がりおりなど困難となってまいります。この場合に通常2階建てですと、エレベーターがついてないことから、高齢者の生活には適さなくなり、必ずしも良好な住宅条件とならなくなることが挙げられております。また一般的には高齢者仕様となっていないことから、相当の改造を加える必要があり、家主がこれに応ずるかどうか不明な部分もございます。第2点は民間アパートを借り上げる際には、その期間は20年程度の相当長期になると思われますが、この間種々の事由で家主から契約解除の申し出があった場合に、入居者の住みかえが迫られ、これに対応できないなど、不安定な要素もあります。第3に、火災や事故の災禍が近隣住民に及んだ場合の借り主である市の補償責任などの解決すべき問題がございます。こうしたことから近隣市におきましても、わずか市川市さんが民間住宅の借り受けを行っているのみでございまして、他市ではいまだ実施されていないのが状況でございます。このようなことから、今後他市の対応などを参考にしながら研究をさせていただきたいと、このように考えております。 次に、区画整理事業のその後の進捗状況、特に駅前広場関連についての御質問でございます。実籾駅広場計画面積3,274平方メートルのうち3,117平方メートルが確保済みで、用地確保率が95.2%となっております。現在駅前広場用地内には1名の権利者がおりますが、仮換地先となる7街区の一部について用地確保がされていないことから、この用地確保が急務となっております。この仮換地先の用地にある物件については、土地所有者と借家人との間の訴訟物件のため、早期解決を図るべく双方の弁護士と私どもで再三にわたり折衝を重ねてまいりました。その結果3戸のうち1戸は3月に、ことしの3月でございます、解決し建物撤去が完了いたしました。次の1戸は12月、ことしの12月に取り壊すことで和解が成立しております。残る1戸についても和解に向けて交渉が進められております。近日中1カ月、2カ月の間には解決の見通しでございます。これらを踏まえ今後とも駅前広場用地の確保に全力で取り組んでまいります。また19街区につきましては平成5年度事業として、第1順位の移転対象者に協力を得、建物移転等を実施したところでございます。今年度は次位の権利者等に協力を得、仮換地の指定、家屋移転等を行い、区画道路3号線及び17号線並びに45号線の用地確保に全力を挙げ鋭意努力してまいりたいと考えております。また、この用地確保が済み次第、区画道路の整備を実施していきたいと考えております。 次に、地域問題で実籾南口広場建設と、県道千葉・鎌ケ谷・松戸線の拡幅等についての御質問でございます。実籾駅南口周辺における都市基盤の整備計画は、県道千葉・鎌ケ谷・松戸線に習志野市が重複して都市計画決定をした都市計画道路3・4・14号線と、これに附属した交通広場がございます。南口も区画整理事業の進展に伴う北口広場の整備状況や橋上駅舎の建設など、その変貌を比べますと、いずれは地元の皆様方の御理解と御協力をいただいた上で整備が必要であると考えております。整備の方法といたしましては、県が施行する県道整備とあわせて、市が広場整備を行う方法が一般的でございますが、県道整備につきましては千葉県では全県下を対象に整備計画を立てており、当該路線について直ちに整備に取り組む状況でないのが現状でございます。したがいまして、整備に入る順序といたしましては、まず千葉県に対して県道整備の要望をし、それが可能となった時点で地元の皆様方と協議し、市の広場整備計画を立てるということになろうかと、このように現在考えております。地元の皆様への事前説明のための準備をということでもございますが、本市だけの立場で優先性を高め準備を進めるという状況ではございませんので、県の整備時期に合わせて検討させていただきたいと思います。 次に、現状の電柱の移設、地中化の対策でございますが、電柱移設につきましては大久保公民館前、谷津小学校付近ほか各地区で検討していかなければならない問題でございます。実籾地域につきましては今後各地区の推移を見ながら道路隣接者、所有者の意向調査等を実施し、移設について道路管理者である県と協議していきたいと思っております。また地中化につきましては事業者及び地元住民の合意を得ること、並びに多額な費用の負担割合の取り決めなど、大きな問題を解決していかなければなりません。このような事情により現段階では検討いたしておりません。 次に、県営実籾団地建てかえのその後の進捗状況についてお答え申し上げます。県営実籾団地建てかえのその後についてでございますが、従前から御要望のありました建てかえ事業に関する団地住民へのお知らせについては、3月議会で周知方法等について県と自治会が協議している旨お答えいたしましたが、その後3月末に県が自治会の協力を得て、入居者へ事業概要の回覧を行い、建てかえ事業に対し周知を図るとともに、理解と協力をお願いしたとのことでございます。また建てかえ工事につきましては、第1工区76戸の建設に向けて現在計画通知等の準備作業を進めており、今年度上半期にはくい打ち工事に着手したいと考えているとの報告を県からちょうだいしております。 第1回の答弁終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 続いて答弁を求めます。教育長平野久雄君。登壇を願います。            〔教育長 平野久雄君 登壇〕 ◎教育長(平野久雄君) 宮内議員さんからの図書館行政についての御質問でございます。その1つに中央図書館の建設見通しについてということ、2つ目に図書の電算処理を促進するようにということにつきまして、3つ目は司書の採用と配置について、この3点でございますのでお答えいたします。 中央図書館の建設につきましては、習志野高等学校跡地の開発にあわせて構想されているものであり、今後の建築計画につきましては財政事情等も含めて検討されていくと考えられます。教育委員会といたしましては、このような状況の中で時代の趨勢に対応した中央図書館を建設するため、プロジェクトチームをつくり開架貸し出しサービス部門を初め、障害者サービス部門、視聴覚サービス部門等々について検討を続けているところでございます。 次に、図書の電算処理の促進についてお答えいたします。御存じのように現在習志野市で電算化されている図書館は平成4年にオープンされました新習志野図書館と、平成5年にオープンした藤崎図書館であります。今後の電算化の計画でありますが、平成7年度には既存館の大久保図書館の電算化を、そして翌年には東習志野図書館の電算化をしたいと考えております。なお平成8年4月にオープンする予定の谷津図書館は、スタートより電算化する予定でございます。このことによって市民の方々には大変に御利用しやすくなると思われます。 次に、司書の採用と配置についての御質問ですが、図書館で市民によりよいサービスをするためには、一人一人の職員の専門性を高めていく必要があることは言うまでもございません。現在教育委員会では図書館の専門職員をふやすため、昨年度より新規職員の採用に際して、図書館司書の資格を有する職員の採用をお願いし、本年度3名の司書資格を有する職員を採用させていただきました。また以前より図書館職員の中には自主的に夜学に通い図書館司書の資格を取るという職員も出てきております。私としてもその努力に対し大変にうれしく思っております。その結果、平成4年度には図書館職員21名中7名が司書資格を有しておりましたが、平成6年度には図書館職員25名中司書資格を有するものが14名とふえました。今後も中央図書館を含めた図書館の運営の充実を図るため、司書資格を有する職員をふやすように努力をするとともに、各図書館に適正な職員の配置ができるように考えていきたいと思います。 次に、生涯学習地区センター建設の概要と実籾地区についての場所と概要でございます。生涯学習地区センターにつきましては、既存の7館の公民館から半径1キロメートル以上離れた地区に原則として建設してまいりたいと考えております。その条件に該当する地区といたしましては、1、鷺沼・鷺沼台地区の一部、2、藤崎地区の一部、3、実籾地区の一部であります。この中で鷺沼・鷺沼台地区に対しましては、このたび5月2日付をもちまして千葉県より無償譲渡されました旧習志野保健所を改修し、生涯学習地区センターとして平成7年1月オープンできるよう準備しているところであります。 なお、御質問の実籾地区の生涯学習地区センターの場所につきましては、できれば実花公民館の1キロ圏外に設置したいと考えております。そう考えますと京成以南に地区センターを設置するのが理想かと考えます。ただし現在まだ土地の確保等の目安が立っておりません。よって今後財政事情等考え合わせながら具体的な検討していきたいと思っております。 次に、富士吉田青年の家に天体望遠鏡を設置してほしいという要望でございます。富士吉田青年の家は御存じのように自然環境に恵まれており、大気清浄なことから、本市よりも容易に肉眼で星空探訪ができ、天体学習には良好な環境があります。よって青年の家を御利用いただく方で星空の観察等に興味ある方には、青年の家での星空の観測を有効にしていただくため、前もって本市のプラネタリウムを御利用いただくようお勧めしております。なお御指摘の天体望遠鏡の設置につきましては、固定された大きなものは考えておりませんが、移動しやすい簡易望遠鏡につきましては今後備品として検討していきたいと思っております。 1回目の答弁を終わります。            〔教育長 平野久雄君 降壇〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君の再質問を許します。 ◆16番(宮内一夫君) 図書館問題から再質問してまいりますが、教育長は中央図書館については財政事情からはっきりしてない、建設時期ですね、こういうようにお答えがあったと思うんですが、これ市長、図書館だけではなくて、現在は市庁舎あるいは中央コミュニティーセンター等と一緒に複合的な施設でと、こういうふうに言われているんですが、これらすべてがまだ見通しが立たないのか、図書館だけがだめなのか、その辺はどうなんですか、お尋ねします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 教育長が答弁いたしましたとおり、図書館だけではなくして、そういうものを含めてなかなかきちんとしたものが、現在のところ建てられないというのが実情でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) 市庁舎は手薄と言いますか、第3分室あり、保健会館あり、いろいろ分散しながら、業務のいろいろ手数がかかることはありながらも庁舎はあるわけです。しかしコミュニティーセンター、中央コミュニティーセンター、あるいは図書館、中央図書館、これは現在ないわけです。これらを早く先に建てる、そして市民にサービスをしていく、こういうような考えはないかどうか、お尋ねします。 ○議長(田久保久之君) 市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 今議員の御指摘されたような考え方が一つとしてあると思います。ただ現在習高跡地の利用検討委員会の方でいろいろ検討をしていただきまして、その意見が集約されたのが届いておりますけれども、その中では必ずしも中央図書館そして生涯学習センターを先にせいというような意見でもないようです。したがいまして、これをどういうふうに取り組むか、順序化を含めまして年次的なもの、これはちょっともう少し時間を要するんじゃなかろうかなというのが現状の認識でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) 市長は就任間もないころ、第2次埋立地に本社機能を有する企業が3年や4年後ぐらいには張りついて、税収的にも大変豊かになるんではないかということを言っていた時代からすれば、それは確かに財政状況悪いことは確かでありますけれども、これは今市長が言われたように、コミュニティーセンターや図書館を先にという話はありませんと、こういうふうに言っているんですが、その理由は何なんですか。やはり一緒に建てるべきだということなのか、市庁舎の方が先だという理由なのか、どういうような理由がそういう結論といいますか、そういう話になっているんですか、お尋ねをします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。企画政策部長篠原潔君。 ◎企画政策部長(篠原潔君) 御説明を申し上げます。 まず1つには、検討委員会の過程の中で、予定をいたします跡地の面積これが約3ヘクタールです、ここに図書館であるとか、ふれあいセンターであるとか、いわゆる生涯学習機能であるとか、さらには保健センター、庁舎、こういった機能を期待をいたしますと、4つの分割した土地利用ということになってまいりますと、空閑地が非常に狭くなってしまうという形の中から、市民の意見をお伺いいたしますと、どうしてもここの場所については、やはり相当の空閑地が必要であると、そういたしますと、どうしても施設は複合化せざるを得なくなります。そういたしますと何と言いますか、複合化することによって建物規模もおのずと大きくなってまいりますから、一度に建設をするにいたしましても、工事的な期間あるいは工事費が非常に一時的な財政負担が大きくなると、このことが一つあります。 それから、もう一つは、市民の方々の御意見を拝聴いたします中では、図書館やあるいは保健センターの必要性は十分認識はしつつも、やはり習志野市には庁舎というのはその町のシンボルじゃないかと、したがってそのシンボルたるものが老朽著しいということではいかがなものかと、したがって、そういうシンボルなるものもこのような分散あるいは仮の建物じゃなくて、早く本設をすべきじゃないのかと、こういうような御意見があることが事実でございます。 いずれにいたしましても、決められた狭い敷地の中で大きな施設を組み込んでいくとなりますと、財政負担が非常に大きくなってくるということが、非常に大きな問題ではないかというふうに考えているところでございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) 私も市庁舎が分散していることで業務がいろいろ煩雑になっているといいますか、市民の方もこっちへ行って、向こうへ行って、またこっちへ来たり、また教育委員会へ行かなければいけないとか、また保健会館へ行かなければいけないとか、いろいろそれはわかりますが、ただ器としては市庁舎については現在あるわけですし、それなりにやっているわけです。それはいろいろ不都合なことはありますが。ただ市民の方々からすれば、アンケート調査等でもやはりトップクラスにやはり図書館の建設、こういうものがランクされているわけですし、この習志野市統計書5年度版によりますと、4年度に、これは4年度までしかこの統計書に出ていませんが、新習志野図書館ができた関係で貸し出し冊数が17万3,000冊強ふえているわけです。習志野市の貸し出し冊数の半分に迫る勢いです、半分に迫る勢い。新習志野図書館だけです。こういうふうに新しい図書館あるいは新しい書籍が入れば、それなりの求めがあるんです。これは新習図書館ばかりではなくて、成田図書館しかり、浦安の図書館しかり、袖ケ浦の図書館しかり、こういうふうに、新しい図書館ができれば、そこに殺到するといいますか、そういうのは今までの経験済みな話なわけです。市民からの求めも多い、こういうことであれば、複合的なのが有効利用ができて、3ヘクタールの空閑地を多く取りたいんだ、こういうことであれば、分散しながら複合的な施設を建てていく方式だって決してできない話ではないと思うんです、今の建設の技術からすれば。そういったものの検討をしながら財政状況に見合ったものというならば、そういう順次やはり市民ニーズの多いもの、あるいはやはりどういったものから建設すべきものかというものを、順序立ててやっていく必要があるんではないかと思いますが、もう一度市長の見解をお伺いをいたします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) そういう御指摘を受けました図書館とか生涯学習センターあるいは庁舎あるいは保健センター等々が今要望に上がっております。それをどういうような形で実現に向けていくのかということで、現在検討委員会から答申というんでしょうか、ちょうだいをしたわけでございますが、これからはあそこの習高跡地の利用計画でございまして、次なるものは財政計画等々とにらみ合わせました優先順位、そういうものも検討していかなければならないわけでございますけれども、非常に図書館、生涯学習センター、保健センター、庁舎と4つ別々につくれるものかどうか、これはなかなか委員会では厳しいというのが大体の結論です。あそこの中でおさめるについては、別々に4個を配置するということは、全体の利用については好ましくないというのが大体の大方の意見でございました。その中で、じゃあと言って今考えられ、まあまあの結論じゃないんですけれども、庁舎の部分と、それはこちらが生涯学習、それから中央図書館、保健センターですか、2つの建物に集約した方が全体の利用構想の中にベターではなかろうかというような意見が大体まとめじゃなかったかなと思うんです。 そういうことを考えていきますと、中央図書館だけ必要であるから抽出してぽっぽっと建てるというわけには簡単にいかないんじゃなかろうかと。ただこれは財政計画も含めまして、どこにどうすべきかというをやはり財政が厳しい中でもいろいろ工夫しまして、一応きちんとした方針を立てようじゃないかというのが、この問題に対して私たちの市長部局と教育委員会とのヒアリングの中でしっかりしようというお互いに確認して、ある時期をしっかり目安を立てようと、私は平成12年ということを一回申し上げたことあるんです。 ところが、ここ1カ月くらいの中で財政中期計画、長期計画の財政計画を財政に立ててもらって、それに実施計画をはめ込んできますと大変なことになるんです。きのうその数値が一応出ましたけれども、そういうことを配慮しながら、しかし、それはもちろん新習志野駅周辺がずうっと計算に入れてない数値です、一銭も入らないという数値を立てて、平成10年ごろまでにどうあるのか、そしてまた市民税等々の上昇率は2%ぐらい一番少なく上昇を見まして、いろいろ計算して収入の部、実施計画の部合わせますと、大体普通投資に回せるお金というのが20億か30億です、ここずうっと。それに加えまして大体普通建設費が7年度は110億、あるいはその後で85億、70億とずうっと続いているんです。毎年40億から50億近い金がどうするのかという問題です。もちろんそこは実施計画を見直しながら、いろいろ工夫しながら、ある程度遊休土地の処分等も考えながら、どうしてもやらなきゃならない事業はやっていかなければなりませんけれども、そういう厳しい状況に置かれている段階でございますので、ちょっと何年にこれを建てるんだというのはなかなか目安はつきませんけれども、私は少なくともことしは40周年でございますので、50周年までにはひとつ何とかこれをやり遂げようじゃないかと、こういう話をしたところでございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) 平成12年が大分先送りになっちゃったみたいですが、それは保健福祉計画等の財政問題も、これはやらなければいけないと思いますし、ただ保健会館等の構想も旧習高の敷地の中で考えていくと、そして保健福祉計画の中に考えている施設も考える計画になって、この間説明があったわけですけれども、そういうこともあるわけですから、ぜひ新庁舎と全部一緒じゃなけりゃ建てられないなんて固執しないで、ぜひそういうようなものを順次建設して、結果的に複合的なものであることが技術的に可能なら、そういうことから順次やっていくという決断をしていただきたい。答申は答申としてしんしゃくしながら、ぜひそういうものを進めていただきたいということを申し上げておきます。 やはり、先ほど紹介しませんでしたが、県内の公立図書館のサービス指標の中で、やはり新習志野図書館ができたおかげで、先ほど貸し出し冊数がふえたというふうに言いましたが、これは図書を購入したり何かしているから、図書購入だとか、あるいは専任職員の配置の率も随分上がったし、全体的に上がってきているわけで、そういうものが市民サービスになるわけですから、ぜひそれは市民の声を聞きながら、ぜひ前進をさせていただきたいというふうに要望申し上げておきます。 それから、電算処理システムの関係ですが、大久保は平成7年、東習が8年、谷津もスタート時の8年から実施をしたい、こういうことなんですが、今年度は全く予算化されていませんね、確かに。これは市長、こういうものが私は電算処理システムを言うのは、やはり例えば東習は今行けばカードを見なきゃだめなんです、行って、カードを見て、それがあるかどうか。それは職員の方にお願いをして見てもらう場合ももちろんありますが、こういったものが電算処理ならば、ああ、これなら大久保にありますよとか、新習へ行けばありますよとか、新習からいつ今度東習へ送っていただきますよとか、こういうサービスが即座にできるわけです、市長。中央図書館が今だめだ。50周年というんだから、平成では余り言いたくないけれども、もう2004年だよね、2004年、10年先というと、50周年というと。これまで中央図書館ないというふうに今市長言ったんですから、それであれば今度そうだったら既存館のサービスをもっと充実させるためにも、電算処理システムを一刻も早く措置をすべきだと思うんですが、教育委員会の方では7年、8年、こういうふうに言ったんですが、市長の方の努力で何とかこれ少しでも早く何とかなりませんか。東習志野8年を7年にしちゃうとか、これ谷津は8年オープンですから7年にやれと言ったって困りますけれども、それを1年繰り上げるとか、半年でも繰り上げるとか、大久保も半年繰り上げる、あるいは東習も半年繰り上げる、そういう手法はできないものか、財政を抱えている市長としてはいかがですか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 実は内輪話をしますと、平成8年の4月まで谷津図書館ができるまで全部そういうものを整備するということすら、非常に論議をした結果、財政部長が渋々しようがないということで応諾したような事情でございまして、平成8年の4月までは全部そういうふうになりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) 教育行政要覧見ると、69ページ図書館、たった1ページしかありませんけれども、基本方針「いつでも、どこでも、だれにでも、どんな資料でも迅速に提供できるよう資料の充実とサービス業務の強化を図る」、こうなっています。いつでも、どこでもです。ところがいつでも、どこでもというわけにいかないんだ、これ今。なかなかそうなってない。大久保へ行っても資料古い。東習へ行ってもそろってない。どこにあるのかというと、なかなかそれがわからない。これではやはり、職員の方が県立図書館問い合わせてくれたり、いろいろしてくれます。だけれどもやはり迅速じゃないんです。それから重点目標には、図書館機能の検討、電算処理システムなどなんて「検討」になっちゃっているからいけないのかもしれないけれども、ぜひこれは市長、要望にしておきますけれども、こういうことですから、中央図書館ができない、それでサービスが滞っている、こういう状況を何とか打破するためにも、それは半年でも1年でも早くしてもらうというのが、これはやはり市民サービス、中央図書館のできない分だけ、そういう電算処理システムを早く導入してやろう。そうすれば、これは職員の方がそういうシステムを導入されて人員がそのままであれば、違ったサービスができるわけです、さらに。本来は原子爆弾のことについて調べたいんだけれどもという小さいお子さんなり中学生あるいは高校生が来たり、我々が行ったりした場合にでも、本来は職員の方がみんなどういう本が図書館にあるか、あるいはどこの図書館へ行ったらそういうものが一番そろっているかとか、そういうものを懇切丁寧にさらにできるわけです。これが本来の図書館のあるべき姿ですから、そういったものに移行していけるように財政を抱えている市長側でも、教育委員会のぜひそう言っているとは言わないけれども、私の方からの今申し上げたようなことを含めて検討していただいて、教育委員会と相談しながらぜひ進めていただきたい、こういうふうに思います。要望しておきます。 それから、司書の問題ですが、これは先ほどの答弁では21名が7名、それから25名中14名が司書になりました。それは確かに今まで議会事務局にいて司書の資格持った人が大久保図書館へ行ったんですから、これは1人ふえました、これは。だからそういう司書の専門的な知識を持っていながら、議会事務局にいたり、あるいは市民課にいたり、ほかにもいるわけです。それだけがいけないと言っているんじゃないんですけれども、そういうことの有効利用と、あるいは広く人材を求めるという意味でも、いろいろそれは交流をするということはいいことかもしれませんが、ぜひまだ25名中14名しかないわけですから、ぜひその配置と人員の適切な配置なんです。これは教育委員会なんかでは上げると、財政状況でけられちゃうのかもしれませんけれども、5年度に、昨年度オープンした藤崎へ行くと、あれ3、4階図書館です。4階へ行くと3階へ声かけてください、こういう看板が出ていた時期があったんです。今は人員配置がされてそういうことがなくなったみたいですが、そういうことでは有効利用といってもなかなかあれじゃなと、こういうふうに気が重たくなってしまうのでは、せっかくつくった施設ですから、それでは困るんです、市長。ぜひ谷津図書館なり中央図書館のそういう建設に向けて、そういう採用なり、適切な人員配置というものをしていただきたいという要望を申し上げて、次に移りたいと思います。 福祉行政の問題ですが、市長からの答弁で、本市にも在宅重度身障者の短期保護事業要綱、あるいは県でも心身障害者の緊急一時保護制度がありますよと、だけれども、それは診断書を出さなければいけないとか緊急になかなか対応できない、こういうような答弁がありました。それもそのことなんです。そのほかにも理由があるんです。例えば入学式、卒業式を障害者の兄弟の方が入学式や卒業式あるいはほかのことで半日とか、あるいは二、三時間必要だと、親が介護をどなたかにお願いしたい、こういう場合もあるわけです。そういう場合には、県や市の場合は宿泊あるいは施設へ親が連れて行ったり、連れ戻しに行ったりしなきゃいけない、宿泊をさせなけきゃいけない、こういうことではやはり使いにくいんです、使いにくい。必ずしも診断書出すからという手続の面倒だけではないんです。そういうほかの問題もあるわけです。それから、やはり昔とは変わってきたのは、父子家庭、母子家庭もふえたり、あるいは共働きをしなきゃならないとか、いろんな複雑な社会環境、家庭環境になってきているわけです。そういうことからやはりこういうものがどんどん求められつつあるというふうになってきていると思うんです。そういう意味でぜひともこういう、本当は手続的に簡単であり、簡単に借りられる市の制度、あるいは県の制度であれば、何も民間の施設というか団体の介護を受けなくてもいいわけです。ところがやはり今言ったような理由から、どうしてもその人たちの介護を受けざるを得ないというような問題が派生してきちゃうわけです。そこでぜひ、市長の答弁ではこう言っているんです、そういう必要性もわかったけれども、「問題点を把握し研究しながら十分検討する」という、3段階あるんだよ、これね。問題を把握して研究して検討するというんだから、これ大分時間かかっちゃうんじゃないかって、こういう答弁だと1年くらいかかられちゃったら大変だなと、こういうふうに私答弁聞いていたんですけれども、これ迅速にやって検討して、もう既に東葛地区、船橋から向こう多くの市が実施しているわけですから、ぜひ早急に検討して実施の方向で検討すると、こういうような前向きな御返事はいただけないものでしょうか、市長にお尋ねをします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。市長荒木勇君。 ◎市長(荒木勇君) 重要な問題だという認識をしているということで全面的に出させていただいて、そういう意味でございますから、もう十分検討してと、5年も6年も検討してこれをやるというような趣旨ではございませんので、できるだけ来年度予算にどうだろうかというようなことの中で今検討を進めているところでございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) ぜひ来年度予算に予算化できれば、これは一番いいわけですし、これは柏、野田、松戸、我孫子の例ですが、以前からそういう団体があって、助成金を出す前からそういう制度をやっているわけですが、助成金がついたからといって、決して1人の人が回数がふえたということは決してない。多少広く浅くというふうに人的な広がりはあったけれども、決して1人が今まで一、二回だったのが5回も10回もと、こういうようなことはない、こういうふうに言われていますから、ぜひ市長が言われたように前向きに来年度予算に向けて御検討いただきたいというふうに要望申し上げて、次に移らさせていただきます。 それから、要望は提出書類、これです、これ柏が一番最初やって、そのほか我孫子だとか松戸、あるいはだんだんやっていくうちに簡素化はされてきているし、それから考え方も大分柔軟な考え方になってきて、要綱の内容も変わってきていますが、これらについて、それらの内容について十分柔軟な形で対応できるような考え方でやっていただければというふうに要望申し上げておきます。 住宅問題に移らさせてもらいます。市長は高齢者住宅は市営住宅の建てかえ、あるいは実籾県営住宅のシルバーハウジング、それから実籾保育所跡地のケアハウスの建設によってそれらを確保したい、こういう答弁が第1回目ありましたけれども、市営住宅の建てかえとなれば、当面は屋敷が考えられるわけですが、これらについてはどのような程度を考えられているのか、それから実籾県営は50という話が以前あったと思うんですが、実籾保育所跡地のケアハウスはどの程度の戸数を考えられているのか、人員、この辺についてお尋ねをします。 ○議長(田久保久之君) 土木部長笛吹優君。 ◎土木部長(笛吹優君) 市営住宅の関係に私どもの所管でございますのでお答えしたいと思いますが、当面屋敷団地の建てかえ事業が私どもの市営住宅の計画で課題になっております。この建てかえ計画につきましては、今年度基本計画の策定をしたいという考えで今詰めているところでございまして、年度末までには何とか基本計画の策定をしたい。もちろん高齢化社会に向けて一番重要なことは、高齢者向け住宅の配置でございますので、この中でぜひ取り組んでまいりたいと思っております。戸数等につきましては既存団地40戸ございましたので、少なくとも5割増しの60戸以上は組み込んでいきたいという考えでございますので、この中で高齢者住宅を配置していきたいという考えでございます。            〔「ケアハウス」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 福祉部長佐藤倉二君。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) お答えいたします。 シルバーハウジングは県の方の計画では現在50戸を計画をしております。それから実籾保育所跡地につくりますケアハウスにつきましては特養と併設でございますが、一応50戸を予定をしてございます。 以上でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) わかりました。それで屋敷団地の建てかえ、それから今後東習とか泉町の建てかえ等もだんだん計画に入っていくようになるわけですが、考え方として、これは用地はもう既に市のものですから、用地買収費は住宅費にはね返りませんが建設費ははね返るんです。そうしますと、これは例えば今まで仮に屋敷団地に入っていた高齢な方が、1万数千円とか1万円前後ぐらいの家賃で入っていたものが、今度は2万とか3万とかと、こういうなりかねない面があるわけです。それらと、あるいは単身で高齢の方、あるいは高齢世帯ということで夫婦とも高齢の方とか、いろいろあるわけです。そういったものを考えると、間仕切りの問題、スペースの問題ですが、そう広くなくてもいい場合、ケースもあるわけです、今60戸という話がありましたけれども、高齢者の場合。ですから、この辺の検討をぜひいろいろ、家賃的な問題あるいは入居者の問題、こういったいろんな確度からぜひ画一的に考えずに、幾ら鉄筋とはいえいろいろ強度の問題なんかいろいろあってなかなか難しいのかもしれませんが、それらのことを多角的なことから検討してほしいというふうに要望申し上げておきたいんです。これは問題になることなんです。これは県営実籾団地の問題でもやはり心配しているのは家賃ですから、ぜひこういったものを含めて考えていただきたいというふうに要望申し上げておきます。 それから、第1回目の市長の答弁では、民間アパートだと2階建てで上がりおりが困難でエレベーターがないので良好じゃないと、こういうふうに話があったんですが、でも市長、今例に挙げた東習志野や泉町の市営住宅は高齢者でも3階にお住まいの方結構いるんです。これはエレベーターはあった方がいいんです。だけども、必ずしも2階建てだからだめだというふうにはならないと思うんです。それは1階の方がベストですが、それらを含めてこれはぜひ、市長が言ったのは2階建てだからだめだ、仕様が高齢者向けでないからだめだ、契約解除が20年だと契約していると、いろいろ相続税なんかのことを考えて言っているんだろうと思うが、難しい、それから火災が起きたら大変だ、みんなできないことづくめで答弁しているんです。これでは高齢者に優しい市政とは言えないと思うんです、これ。ぜひできないことづくめの理由を探すんではなくて、どうしたらできるか、公営住宅ができないんだったら、民間でどういうふうにやったらできるかということを探してください、ぜひ。あるいは民間とどういうふうにタイアップしたらできるのかということを探していただきたいんです、これは。これ聞いていてちょっとやっぱり、これはできない理由を挙げて、これはやらないなというふうに思っちゃうんだよね。ぜひそういうことのないように、確かにあると思うんです、理由は。だけどぜひこういったものを除去していく方向でぜひ検討をやっていただきたいというふうに要望申し上げておきます。ぜひまたの機会に議論をさせていただきますが、こういうないないづくしではなくて、やっていただきたいというふうに要望申し上げておきます。 それから、区画整理の関係ですが、広場関係の関連で3戸中3月に1戸もう既に取り壊した、12月に1戸取り壊すことで和解が成立したし、もう1戸について和解が近いうちにできるんではないか、こういう答弁であったわけです。1戸についてはもう除去していますが、1戸は12月に取り壊すというのは、珍来だろうと思うんです。これは多分話がそっちの方が早いというふうに以前答弁がありましたから、そうだろうと思うんですが、そうすると、珍来が12月に移転をするとなると、望月金物屋さんがいよいよ向こうへ12月以降に今度移転できる運びになると、これはまだ望月さんと市との話がありますから、これはその話を待たなければなりませんが、望月さんの方はもう既に話に入っているのか、今後どういう考え方でやっていくのか、それから泰成カメラ屋さん、これがもう1戸だろうと思うんですが、この辺のもうじきかなという感じ、その辺話のできる範囲で結構ですから、御答弁いただければと思います。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。実籾第一土地区画整理事務所長今筒正男君。 ◎実籾第一土地区画整理事務所長(今筒正男君) お答えいたします。 望月金物屋さんについては既にもう建物調査を実施してございます。その関係でこの12月に換地先があくというようなこともありまして、既に具体的な折衝に入っております。ただ完全にあくのは来年の3月と、いわゆる土地の造成とか整地関係とか、そういうことがございまして、どうしても換地があくということになりますと、やはり3月ということになっちゃうものですから、そんな関係で、前段の折衝としては建物移転にかかわる物件の調査とか、あるいは住みかわる補償の交渉とか、そういうものを実施しております。 以上でございます。             〔「泰成さん」と呼ぶ者あり〕 ◎実籾第一土地区画整理事務所長(今筒正男君) 失礼しました。泰成さんにつきましては、今まで2回の調停に私参加しております。その中で先般6月14日でございますが出席をさせていただきまして、私どもで御提案申し上げました土地につきまして、非常に積極的に協議をしたいというような申し入れがございまして、これから具体的な話に詰めていこうと、そういう段階になっております。したがいまして、先ほど市長から御答弁ございましたように、非常に明るい見通しになってきたということが言えるかと思います。 以上でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 宮内君、大分ありますか。        〔「いや、なるべく午前中に終わらせたい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) そのように進めておりますか。(「はい」と呼ぶ者あり)市長、今区画整理の事務所長からお話があったように、大変明るい見通しになってきたということで、確かに望月さんの場合は今現在道路走っていますから、道路を振って7街区を整地してから行かざるを得ないということになれば、来年3月になるのかなという、今答弁聞いてなるほどというふうに思いましたけれども、そうなれば駅前広場が今度なってくる。泰成さんの方も明るい見通しだということなんですが、これは両方ともやはりあそこ一番今ネックになっているわけです。一番、交通上の問題で。こちらの交番近くの方のちょっとくびれたところも県道のところありますが、あそこよりもこちらの今言った部分が非常にネックになっているわけですから、これらについてやはり前進させる必要があると思うんです。そのときに、これは市もそれなりの努力をされてこういう結果になってきていると思うんですが、さらに市の方の、これは民々の問題ですからそれは割って入るわけにはいかないにしても、それなりの市の援助とか市の努力があって、そういうことが早く可能であれば市民の人も喜ぶし、そのことによって駅もきれいになって、ああ、駅前も広場もきれいになったと、こういうことならば、ああ、これは前進したんだなというふうに思えるわけですから、ぜひそういう立場で全力を挙げて取り組んでいってほしいという要望を申し上げておきます。 それから、19街区の45号線、途中まで用地が今度減歩してもらって少し広がっているわけですが、先がちょっとまだなので道路ができていませんが、努力をしていただいて、3号線、17号線、45号線、これらが早く完成するようにお互いに努力をしていただきたいという要望を申し上げて、次に移ります。 県営住宅は1工区の76戸を建設すべく計画通知の方の準備をしていると、くい打ちを上半期にやるということでやられているようですが、計画通知はこれはいつごろ出されるとかという、準備の中でも、そういう情報あるんですか、お尋ねします。 ○議長(田久保久之君) 企画政策部長篠原潔君。 ◎企画政策部長(篠原潔君) 所管から私報告受けておりますのは、今月末ないし7月上旬には計画通知が出されるだろうと、こういう報告を受けております。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) くい打ちはこれとは関係はなく進められるということなんですか、それともこれらが計画通知が出されて、県に上がるんでしょうけれども、県に行ってまた戻ってきて、それが交付されてから、どういう順序になるんですか、その辺はいかがですか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。企画政策部長篠原潔君。 ◎企画政策部長(篠原潔君) くい打ちは契約事務が伴いますから、8月ないし9月には工事着工というふうにこれまた報告を受けております。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) わかりました。 それで、要望申し上げておきたいんですが、先ほど市長の第1回目の答弁で3月に回覧を行ったと、これはちょっと県の役人がつくる文書というのは難しいんです、私も見せてもらったけれども。これはやむを得ないかもしれませんけれども、なかなか住民にもわかりにくい点があるというふうに二、三の方から聞いていますから、これは出さないよりは難しくても出してもらってよかったというふうにみんな言っていますから、これはよしとしなければいけないんですが、ぜひ今後もそういう以前から申し上げて、要望申し上げているように、自治会との打ち合わせをしながら、ぜひ適宜そういった情報を市民の方々に情報提供できるような形をこれからも続けてほしいということで、県に要望申し上げてもらいたいとういふうに要望申し上げておきます。 それから、生涯学習地区センターの関係ですが、鷺沼・鷺沼台、藤崎、実籾に考えていて、これは公民館の半径1キロ以上離れた地域なんだと、こういうような答弁ありました。それで、実籾は以前ですが公民館構想といいますか、公民館を建てたいというような話が一時あったんです。要するに実花あるいは大久保公民館からかなり離れているから公民館をと、これは鷺沼もそういうような考え方がその当時あったかと思うんですが、そういったものを打ち消した形で、この生涯学習地区センター構想というものがあるのかどうかお尋ねします。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 生涯学習の全体構想といたしまして10館構想ということを考えておるわけでございます。7公民館現在ございますが、そのほかさっき申し上げました3つの生涯地区センターと、これにあと東習のコミュニティーセンターと、それから谷津のコミュニティーセンターとこれでいこうという考えでおるわけでございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) わかりました。 それで、この性格です、以前の話ですと、公民館とコミュニティーセンターの中間的な性格と、こういうふうに言われているんですが、公民館は公民館法に基づいて講座をやるとか、いろいろな考え方が盛り込まれているわけですが、中間的なというのは、その辺ぼわっとしているんですが、その辺もう少し詳しく御説明いただけませんか。 ○議長(田久保久之君) 答弁を求めます。教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 これはあくまでも生涯地区センターそれからコミュニティーセンターにおきましては、地区の方が中心になって運営をしていただくということを考えておる次第でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) それとコミュニティーセンターもそうですが、そうするとコミュニティーセンターと何ら変わりはないということになっちゃうんですが、コミュニティーセンターとの違いはどういうことなんです。そうから公民館との違いはどういう点が違うんですか、お尋ねします。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 コミュニティーセンターと生涯地区センターは、これはできれば同じようなものとして、これから考えていく必要があるんではないかというように考えております。なお、公民館につきましては公民館法に基づく運営をしていくと、その2つに分けていったらよろしいんではないかと今考えておる次第でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。
    ◆16番(宮内一夫君) コミュニティーセンターと同じような性格なんだということならば、それは市民がわかりにくい、こっちは生涯学習地区センター、こっちはコミュニティーセンターでは、何か違いがあるのか、なければ同じような名前にするのか、その辺の検討はここでやり合ってもしようがありませんから、その称号を検討して統一するとか、そういう検討をしていただければというふうに思います。 それから、教育長の第1回目の答弁では、京成以南にと言ったけれども、京成線よりも以南とこういうふうに考えていいのか、公共センター用地が区画整理地内にありますが、ここに公民館みたいなイメージが以前あったものですから、その辺もう一度用地がないのでと言っているから、多分そういうことだろうと思うんですが、その辺の確認をしたいと思います。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 京成線以南というふうに我々は考えて今物色している最中でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) 16番宮内一夫君。 ◆16番(宮内一夫君) 最後の質問にしますが、2つにまたがりますが、物色しているということなんですが、大体どのぐらいのめどというのは今の時点では考えて物色しているのかが1つです。 それからもう一つは、要望にしますから、天体望遠鏡の方に入りますが、もう天体望遠鏡の関係で、これは備品として設置をしてもらうということではいいことなんですが、移動しやすいというだけで余りにも小さくて、これではちょっと用が足りないよというんではしようがありませんから、その辺は十分、それはあそこはいろいろ木が茂っていますから、設置して固定式だといろいろほかの星が見えないとか、いろいろあるかもしれませんから移動式がいいのかなというふうに私も思いますが、その辺は検討は十分していただいて、遺漏のないように実施をしていただきたいというふうに要望申し上げて、先ほどの答弁をいただいて終わりにします。 ○議長(田久保久之君) 教育長平野久雄君。 ◎教育長(平野久雄君) 1つは京成以南の地区センターの件でございますが、この件につきましては先ほど申しましたように、財政事情というものと考えてみて、市の方にもできるだけ早くお願いしたい、それから場所をどこにするか、これをできるだけ早くやはり決定していかなきゃいけないんじゃないかと思います。 それから、2つ目の天体望遠鏡の件につきましては、センターなどの専門家に依頼しまして、適切なものを選んでやはり配置しなければならないというふうに考えております。 ○議長(田久保久之君) 宮内君よろしゅうございますか。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) これより同一会派の関連質問を許します。関連質問ありませんか。            〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田久保久之君) これにて16番宮内一夫君の質問を終わります。 1時10分まで昼食のため休憩いたします。               午後0時0分休憩  -----------------------------------               午後1時13分再開 ○副議長(保月美世子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 30番小倉政之さんの質問を許します。登壇を願います。            〔30番 小倉政之君 登壇〕 ◆30番(小倉政之君) 通告順に従って一般質問を行います。 市長の政治姿勢について、高齢者保健福祉計画についてであります。 去る4月21日市議会全員協議会におきまして「習志野市高齢者保健福祉計画」が策定されたことで、概要の説明をいただきました。また5月15日付広報で紹介されたところであります。このことにつきましては、私ども公明党は議会でたびたび取り上げてきたところであり、完成にこぎつけられましたことに市担当部を初め、関係されました各位に心より敬意を表する次第であります。今回の概要説明で明らかにされました計画の期間は平成6年より平成11年度とされていますが、この年次計画と財源の確保はどのようになっているのかお尋ねをいたします。 第2点、国、県との整合性はどのように取り組みをされてきたのか。 次に、この計画を完全に実施させるために、市長が先頭に立って全庁的な組織をつくって対応される考えはないかお尋ねをいたします。 次に、温水プールについて、市民長年の希望でございました(仮称)総合温水プールの建設が本市に県事業として取り組まれたことに対しては、本市在住の鈴木大地氏が世界の金メダリスト誕生を受けて、沼田知事の大英断に対し感謝するところであり、その完成について市民の方々も関心も高く注目をしているところであります。5月3日付千葉日報社説に「温水プール入札を教訓」の見出しで、「事前の談合情報でこれまで3回にわたり入札が延期されていた県発注の総合温水プール建設工事、習志野市、総工費135億円の入札についてようやく2日に落札、業者が決まった。県発注事業の入札をめぐっては先月末君津幹線道路建設事務所の元主査が収賄容疑などで逮捕されたばかり、びりびりしているところへ温水プール入札の前日の1日、4度目の談合情報が寄せられ、入札がまた延期中止になるのかと懸念されていただけにほっとしただろう。この温水プールは一連のゼネコン汚職をきっかけに入札制度の透明性などを確保する切り出しとして、県が新年度から導入した制限つき一般競争方式による入札だったが、相次ぐ談合情報でこれまで3度も入札が中止されるという全国的にも異例の事態を招いていた。県が談合情報マニュアルに基づいて調査した結果、今回の情報が調査に値しない内容として予定どおり入札を実施、この結果67億4,000万円の最低価格を提示した大林組と大日本土木の2社で構成する共同企業体が1回目の入札で落札、事前情報で寄せられたJVは2番札だった」と報じられております。ようやく着工にこぎつけられるという、こうした報道でございましたけれども、当然県が行う事業ではありますが、これまでの経緯については市民、県民の多大の関心事であり、入札がたびたび延期されたところであり、県から習志野市に対してどのような報告があり、またそれに対してどのように対応したのか、お尋ねをいたします。 また、当初予定されていた計画は入札後の施設計画に変更があるのかお尋ねをいたします。 次に、袖ケ浦終末処理場跡地と遊休地について、袖ケ浦終末処理跡地については袖ケ浦6丁目の方々、また周辺住民におかれましても、この取り組みについては最大の関心事であり、既に数度にわたって取り上げてきたところでございますが、その後の進捗状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。 次に、市全域にわたって遊休地実態調査が行われてきたと思われますが、その調査結果と今後の有効利用についてどのように考えているのかお尋ねをいたします。 教育行政について、幼児教育について、市立幼稚園における3歳児保育の件でございますけれども、この件につきましても既に平成2年度より杉の子幼稚園において研究指定園として取り組まれた経過があり、多くの積み重ねをされた実績を上げてこられているところであります。全市的に取り組みについては今後どのように検討がなされているのかお尋ねをいたします。 津田沼小学校の建てかえについてであります。本年度津田沼小学校においても大規模改造事業の中に組み込まれまして、御父兄の方々も大変喜んでいるところでありますが、平成6年度に実施される大規模改造事業の内容についてお尋ねをします。 次に、津田沼小学校の建てかえについて既に幾たびか取り上げてきている問題でございますけれども、その後どのように検討されてきたのかお尋ねをいたします。 第1回目の質問とさせていただきます。            〔30番 小倉政之君 降壇〕 ○副議長(保月美世子君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇さん。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) 小倉議員の御質問にお答えしてまいります。教育問題につきましては教育長に答弁をお願いし、それ以外の質問に対して逐次答弁をいたします。 まず、高齢者保健福祉計画について答弁をいたします。高齢者保健福祉計画は平成11年度を目標年度とした高齢者の保健福祉全般にわたる計画であり、これにより高齢者及びその家族に対するサービス提供体制の整備を計画的に推進を図ろうとするものであります。 1点目の年次計画と財源確保でございますが、特別養護老人ホーム、デイ・サービスセンター、ホームヘルパーのマンパワーの確保など、これらを実現するには多額の予算を必要としますことから、高齢者の出現率や事業の緊急性、重要性を勘案しながら事業の順序化を図った上で積極的に取り組んでいく必要があるものと考えております。そこで、現在新第1次実施計画の見直し作業を行っておりますので、この中で具体的に各事業の年次計画を定めてまいります。また財源の確保につきましては、現在の補助制度では自主財源の確保が困難であることから、市長会などを通じて国、県へ補助制度の改善等について要望してまいりたいと思います。 2点目の国、県との整合性はどのようにかという質問でございますが、高齢者保健福祉計画は平成4年6月に示されました国のガイドラインを参考に目標水準を設定し、高齢者の実態調査によるデータ等を基礎として、要介護高齢者の出現率、必要量等を定め、目標量を設定しております。このことから国のガイドラインを上回るもの、ほぼ同等のものなどさまざまでありますが、保健福祉サービスは単一のサービスで比較するものではなく、複数のサービスを組み合わせて行うことが効果的なサービスを提供できるものと考え、総体的に検討を加えております。 3点目に全庁的な組織をつくって対応する考えはないかとの御質問でございますが、高齢者保健福祉計画は内容が保健福祉のみならず、住環境、生きがい対策など広範囲な分野にわたることから、市行政を挙げて計画実現に向け推進体制について検討してまいりたいと思います。 次に、温水プールについて答弁を申し上げます。千葉県の総合温水プール建築工事の入札につきましては、新聞で報道されたとおり諸事情により延期、延期で平成6年6月2日落札に至ったようであります。しかし、この件に関しましては本市は千葉県から温水プールに係る基本的事項は変更しないと伺っておりましたので、入札執行の延期に係る問題につきましては、千葉県の発注事業であると認識し、特に報告を求めたりはいたしておりません。 次に、温水プールの当初予定された計画と入札後の施設計画に変更があるのかという御質問でございます。千葉県の総合温水プールの施設計画につきましては、公認の50メートルメーンプール、サブプール、25メートルの飛び込みプール、15メートルの初心者用プール、観客席、駐車場などの当初計画どおり変更していない、また工期といたしましては平成8年2月29日までとなっていると千葉県より伺っております。今後千葉県としては6月定例県議会で承認をいただき、早期に着工できるよう段取りしたいとのことでありましたので、本市といたしましても予定どおり平成8年4月オープンに向けて建築工事が推進できるよう最大の協力をしてまいりたいと考えております。 次に、袖ケ浦終末処理場跡地と遊休地についての御質問でございます。この2点につきましてあわせて答弁をさせていただきます。 市有地の適正管理と有効活用を図るため、平成4年度に進めてまいりました財産台帳整備事業として、市有地の所管調査につきましては平成5年度末に一応のくくりをさせていただいております。この調査結果について所管市有地一覧表として各部局に配布し、所管市有地の有効活用を推進するとともに現場調査等を実施し、未利用地や残地等を把握して積極的に財源化を図るよう指示したところでございます。 一方、市、企業局及び開発公社の3者の連携のもとに公有地の効率的な利用の推進と健全財政の確保に資することを目的として、平成6年1月31日に公有地有効活用検討協議会を設置し、市有地の所管調査と並行しておおむね200平米以上の未利用地や施設の統廃合等に伴う有効活用対象地をリストアップする中で検討をしてまいりました。その結果、袖ケ浦処理場跡地につきましては種々課題が解決されることを前提に、専門部会にて処分、財源化する方向で検討していくこととなりました。いまだ不透明感がぬぐい切れない景気動向や、今回実施されました特別減税、さらに今後の税制改革を想定いたしますと、市財源の根幹をなす市税の伸びが期待できない極めて厳しい財政状況に直面している中で、秋津医療用地取得、新清掃工場の建設など今後の大プロジェクトを推進していくために、この袖ケ浦処理場跡地は貴重な財源であると認識をしております。この跡地の有効活用を図っていくためには、下水道施設廃止変更に伴う法手続上の問題、既存施設の撤去、緑のマスタープランとの関係等、さまざまな課題がございます。これら課題を1つ1つ整備してまいるとともに、地元住民の御意向を伺いながら、財源化の具体的手法を検討してまいりたいと考えております。 第1回の答弁を終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○副議長(保月美世子君) 続いて答弁を求めます。教育長平野久雄さん。登壇を願います。            〔教育長 平野久雄君 登壇〕 ◎教育長(平野久雄君) 小倉議員さんの3歳児保育については試験的に杉の子幼稚園で実施しているが、全市的な取り組みについてその後どうなっているかという御質問にお答えいたします。 公立幼稚園での3歳児保育に対する取り組みにつきましては、平成2年度から杉の子幼稚園を研究園に指定し、文献や他園の資料収集、時には実際に他県、他市の保育を参観させていただきながら研究を進めてきております。また平成3年度、4年度につきましては、3歳児を親が連れ添う保育いわゆる親子学級という形での研究を進めてまいりました。その後平成5年度から6年度にかけ、今度は幼児を親から放す幼児だけの学級いわゆる幼児学級という形に切りかえ研究を進めてきております。この研究のまとめについては平成6年度中に行い、研究の結果と幼稚園の保育室の状況、教員の配置問題、さらには私立幼稚園に対する配慮等考察するとともに、国が平成3年3月に公立、私立を含めた幼稚園教育振興計画の中で、平成13年度当初までには入園を希望するすべての3歳児から5歳児までを就園させることを目標とすると示したことを踏まえ、平成7年度以降の取り組みについて、プロジェクトチームを結成し検討してまいりたいと考えております。 次に、津田沼小学校の建てかえについて、本年度の大規模改造事業の内容について、津田沼小学校の本年度の取り組みと今後の建てかえ計画について、どのように考えているかの質問にお答えいたします。本年度の大規模改造事業の内容についてのお答えは、実施校といたしましては津田沼小学校、大久保東小学校、屋敷小学校及び第三中学校の計4校を予定しております。工事の内容は各校とも外部の改修で壁の塗りかえ、ベランダの手すりの交換及び屋根の防水、張りかえ等であります。 次に、津田沼小学校の本年度の取り組みと今後の建てかえ計画についてお答えいたします。本年度の大規模改造事業は平成5年度の円形校舎西棟の外壁改修に引き続き、東棟外壁改修及び円形校舎両棟の教室の床の張りかえを予定しております。当校は昭和32年に円形校舎が建築され、その後窓枠、ベランダの手すり及び渡り廊下の壁などの改修や、家庭科室、図書室の整備を経て現在に至っております。37年の経過年数の割に外壁以外については比較的良好に維持管理されております。この間全面建てかえの問題について幾たびか御指摘をいただいてきたところでございます。全面建てかえにつきましては、当該事業について補助金の導入は不可欠であると考えているところであります。国庫補助事業に採択されるためには建てかえをする建物が鉄筋コンクリートづくりの場合60年を経過するか、経過しない場合は耐力度が基準点以下の1万点を満点として5,000点以下で危険であると認められた場合のいずれかであります。そこで平成4年度に円形校舎について耐力度の調査を行ったところ、外壁の仕上げ材等に老朽化が見られるものの、構造的には堅固であったことから、調査時点では6,160点で基準に達しませんでした。しかし今後の経過年数による耐力度の低下から、10年後の平成14年ごろには基準点以下になると予測されるとの結果が得られました。したがいまして、建てかえについて早急な取り組みは困難でありますが、時期を待ち、再度耐力度の調査を行うとともに、補助要件を満たすまでの間大規模改造等で教育環境の整備を図ってまいりたいと思います。 以上、第1回の答弁を終わります。            〔教育長 平野久雄君 降壇〕 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さんの再質問を許します。 ◆30番(小倉政之君) それでは、順を追って再質問をさせていただきます。 初めに、高齢者保健福祉計画でございますけれども、先ほど市長から答弁がございましたように、現在新第1次実施計画の中で、これらの問題も再度検討を見直しをすると、このような答弁をいただいたところでございますが、今後この作業については具体的にどのようにお取り組みをされるのか、お尋ねをいたします。 ○副議長(保月美世子君) 企画政策部長篠原潔さん。 ◎企画政策部長(篠原潔君) 実施計画の見直しにつきましては、既に3月議会のときにも議会終了後直ちに着手するというお話を申し上げたかと思いますけれども、既に各部局からそれぞれ部局ごとの計画素案を出していただきまして、そして私どもの方と各部局との打ち合わせが終了いたしまして、これから内部調整に入っていく段階でございます。現段階では先ほど午前中の中で市長が非常に財政環境厳しいという中で、投資的経費の額が非常に少ないというお話申し上げましたけれども、その財政試算による一般財源を投資できる投資的経費と、各部局から必要とされる投資的経費には何と言いますか、この場で数字を申し上げますと大変びっくりするような額になりますから、あえて申し上げませんけれども、そういうようなものを踏まえながら、これから調整をさせていただくということで、何とか9月までには見直し作業をすべて終了したいということで作業中でございます。 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) 概要説明でも資料が渡されたわけですけれども、最終年次を平成11年度に置いているわけでございますけれども、これらのすべて満たしていく方向づけの中で、確保策がそれぞれ掲示されているわけですけれども、これらについての御説明をいただきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 佐藤福祉部長。答弁を求めます。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 確保策ということでございますが、この保健福祉計画の中には目標水準をそれぞれ定めてございます。施設サービス、それから保健部門のサービス等もそれぞれ細かく国のガイドラインを参考にいたしまして決めたわけでございまして、これが今申し上げましたように、新第1次実施計画の6年から9年までということで実施計画は計画を立てているわけでございますが、私どもの方は11年までにこの目標水準に達しようという努力を重ねているわけでございますので、新1次計画の4年プラス2年、トータルして6年間というサイクルの中でこれから具体的に決めていきたいと、こんなふうに考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) 先ほど篠原部長の方からもこの高齢者保健福祉計画、新第1次実施計画この見直しの中で具体的に詰めをすると、それらについては9月ぐらいにはめどを立てた形でしたいと、こういうお答えでございます。ただこれらについては全員協議会等々でも一部これらの問題について質問が展開もされたわけですけれども、総額として大体どのくらいになるんだという経過の中では150億と、非常に平成11年までこの150億を確保するというのは大変至難の技ではなかろうかと。そうした中で少なくとも新第1次実施計画の中でこれを見て、あと残りわずか2年という形でこれが到達点に達しなければならない、こういう非常にあたかもややもすると平成11年の目標年次が、目標年次だけで終わってしまうというような懸念さえも抱かざるを得ない状況にあるわけでございますけれども、そこらあたりの心配はないのかどうなのか、再度質問をいたします。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。篠原企画政策部長。 ◎企画政策部長(篠原潔君) 実施計画の見直しは今日的な経済環境、あるいはお話のございます保健福祉計画の策定、さらには周辺環境の変化等々から、できたばかりではございますけれども、その見直しに着手をせざるを得ないということから見直しに入りました。そして、この見直しは従前3カ年でやっておりましたけれども、今回は4カ年まで延ばそうということで、6、7、8そして9というところまで1年延ばしまして、その作業に着手しているところでございます。この中間の作業中の段階で申しましても、保健福祉計画ばかりでなくて、その他都市計画事業、あるいは清掃業務等々大型の財政投資をしなければならない事業がメジロ押しでございます。特にお話のございますこの保健福祉計画は財政的な裏づけがなされておりません。これは先ほど第1回の答弁で市長申しましたように、国のガイドラインに基づいて本市の目標量を設置したということでございますから、その目標に向かって今後我々がいかにして努力をしていくかということになるだろうと思います。もちろん施設の計画もさることながら、それに合わせた財源をいかにして確保していくか、そのいかんにかかってくるだろうというふうに思います。そういった面でこの実施計画がその何と言いますか指標的な役割を持つべく、今後に計画を煮詰めてまいりたいというふうに考えているところでございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) 大変な作業でもあり、またこれを目標だけに終わることなく、きちっと到達させるということが非常に重要な残された課題であろうと思います。そうした意味からも、先ほど第1回の質問の中で問題提起しましたように、これは高齢者福祉と申し上げましても、住みよい、また高齢者それから障害者にも優しい町づくりというか、一体的な形でまた町づくりも進めていかなければいけない、そうした要素もあろうと思います。そうした意味でこれらの遂行に当たって、やっぱり全庁的なやはり体制はしくべきではないかと、こう考えるわけですけれども、いま一度市長のお考えをお願いをいたしたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。市長荒木勇さん。 ◎市長(荒木勇君) 全庁的というのはいろいろな面があると思います。組織的なものとか手法の問題、財源の問題含めまして全庁的に取り組まなければならないと、こういうふうに認識をしておるところでございます。そういう中で最初に答弁いたしましたとおり、ガイドラインだからその目標を定めればいいという性質のものじゃありませんし、これを今の財源の中でどういうふうに研究して、一つでも多く実現していくかというのが、我々に課せられた大きな責務であるわけでございます。 そういう中で、先ほど申し上げましたとおり、秋津医療用地に2万平方メートルなんです、これは県の所有地なんですけれども、この高齢者保健福祉計画の主要部分を秋津の福祉センターのところに集約させようと、そういうことで県と今すり合わせをしているわけなんです。それが県とすり合わせできれば、その土地を原価でよかろうと、こういう話があるんです。原価というと幾らかなと我々も推測しますと、ここで余り正確なこと申し上げられませんけれども、香澄近隣センターが、近隣センター今お店ができました、香澄の、あそこが1,500平米うちの開発公社が取得したわけです。そのときあのときの使用目的に沿った施設をつくってくれるならば原価で結構だろうと。ですから我々はそういう認識をしているわけです。そのときの取得原価は幾らぐらいだとかということを頭に置いて2万平米、一方の袖ケ浦の6丁目は、これも大体2万平米、3万平米ですけれども、処分できるのは2万5,000ぐらいしかないです。地元の皆さんと協議しなければならないんです。ですから最初は袖ケ浦6丁目にそういう施設を集約しようかという意向もあったわけなんです。ところがいろいろなことを考えますと、経済的なものがまず一番、その他を考えますと、今の情報ではそういう千葉県から取得できるところの2万平米の価格と、袖ケ浦どうなるかわかりませんけれども、何倍かの格差があるわけです、今の大体の情報によりますと。そこら辺を少し頭を働かせてひとつよく考えて、どこにどうすればいいかということを、全庁的に今それを企業局を含めまして一生懸命やっている最中であるということを、まず認識していただきたいです。やはり福祉ですから、やはり1カ所にするということもまた必要だろうと思いますし、また交通の便も非常にいいところですから、あそこを福祉の拠点にするということが、やはりこれからの福祉施策を考える場合、やはり市民の皆さん方からも高い評価を受けるだろうと、そういう総合的な中であそこをひとつ高齢者福祉センター、高齢者福祉計画の大まかな施策の集約をしようと、そのためにはどうすればいいかと今苦労している、そして御質問の袖ケ浦6丁目の処理場跡地を、まずあそこはいろいろな関係の中で皆さん方の御理解また議会の先生方の御理解と、庁内詰めなければならないものたくさん今申し上げましたありますし、住民の皆さん方と誠意をもってひとつ対応し、我々の考え方を生かしてもらって、そして高齢者福祉計画を幾分でもそれをひとつ実現できるようこの財政の中で頑張りたいと、こういうのが今全庁的な取り組み方でありまして、それに対応する組織の面も来年4月1日をもって、もう一度やる必要があるのか、高齢者福祉計画を実現するために今の組織でいいのかということを、もう一度見直そうということ、それも合わせて今検討させていただいているところでございます。 以上でございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) よくわかります。また医療センターの問題についても昨年の第4回定例会でも取り上げまして、市の努力によって県とのすり合わせの中で非常に原価に近い形で徐々にそうした絵がかかれてきたと。そうした意味でも非常に重要なあそこは拠点になると同時に、何としても県にも大変な協力をいただく体制の中でこの高齢者福祉計画が大いに前進をさせる、そうした意味でも大きな意味を持つであろうということは私も全く同感でございます。したがって、こちらの推進体制の整備という形の中で、(仮称)高齢者対策推進委員会と、こういったものの設置を検討したいと、こうされてございますけれども、これらについての具体的な問題点についてお尋ねをしておきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 今お尋ねの委員会というものにつきまして、ただいまのところまだ具体的な作業というものは検討してございません。これからということでございます。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) いずれにしても、これが大変な膨大な形の中で高齢者保健福祉計画が策定をされたわけでございますので、ぜひともこの実現に向けて私どももまた十分協力体制についてやぶさかではございませんけれども、この推進に当たってまいりたい。またよろしくお願いをいたしたいと思います。 次に、温水プールの問題についてでございます。これは第1回市長の方から答弁いただきましたように、県の当然事業であることについては紛れもない事実ではございます。しかし非常に習志野市民また県民でもあるわけですけれども、大変関心が強いものがあるわけであります。したがって、非常に当初計画というか一切変更がないということで安心もしているわけですけれども、一応平成8年2月29日に工期が示されているとおりだと、その反面非常にこれから県議会で契約案件として当然上程をされて事が進められていこうと思いますけれども、当初からすれば大変な大幅なおくれであることは間違いないと思うんです。そうした中で非常に工期には限りがあるということで、恐らく現場においては相当な勢いでの工事の工期の圧縮というのは、これは否めない事実だろうと思います。そうした意味でもせっかく習志野市についてもこれだけの事業が推進をされるんだから、全面的に協力をすると、こうした方向性もはっきりしているようでございますので、十分これらについてはその完成を楽しみにしてまいりたいと思っております。ぜひ工事等についてもいろんな問題点が派生することもあろうかと思いますが、そこらあたりについての配慮を十分お願いをいたしておきたいと思います。 次に、袖ケ浦終末処理場の跡地の問題、これは先ほど医療センター跡地の確保の問題に合わせてお話もあったわけでありますけれども、少なくともこの袖ケ浦終末処理場については、財源確保の一助として売却をせざるを得ないと。そうした中で、ただやみくもに売却といっても非常に問題があろうと思います。果たしてその売却をするについても、どのような形での売却がされることが望ましいのかというものも、また市自体が持たなければならない一つの施策だろうと思います。そこらあたりについてもちょっとお聞かせをいただきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。染谷財政部長。 ◎財政部長(染谷秀丈君) お答えいたします。 先ほどから市長がるる御説明申し上げましてるように、この売却につきましてはいろいろな問題がクリアしなければならないというふうに理解をしておるわけでございますが、そんな中でやはり今までの経緯もございます。地元住民の意向というものもございますでしょうし、そんな中で具体的に何をどういう順序化をしてクリアしていかなければならないかというようなことを、今整理をさせていただいております。そういったものができた中で、地元の住民の方々の御意見を伺いながら、できるだけ処分をしてまいりたいと、その方法を検討していきたいというふうに思っております。 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) ここらあたりにつきましては、当然地元とも十分コンセンサスを得た形で、後顧憂いのないあれでぜひ進めていただきたい、要望しておきます。 それから、市全体での遊休地の調査、これらについては4年から始めて既に5年度で集約をされたようでございます。大変な作業であると同時に、これからどのように有効的に活用するかということが大きな問題であろうと思います。ここで私は少なくともこうしたかつての長い蓄積をされた問題といいますか、こうした中でようやくに整理がされようとしていくと、そうした中で少なくとも条例の中に習志野市市有財産委員会条例が定められております。この中には習志野市市有財産委員会は市長の諮問に応じ、次に掲げる事項を調査審議すると。これは当然市長の諮問機関でございますから、市長が諮問するかしないかは当然市長のお考え一つになるわけでありますけれども、ここで1つに市有財産の所在について、2、市有財産特に土地の境界について、3、市有財産の処分についてと、こう掲げられているわけであります。少なくともこうしたものが整理がついていく段階の中で、少なくとも市有財産の方々等についても十分御理解と、また論議の場が必要ではないかと思うんですけれども、いかがでございましょうか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。市長荒木勇さん。 ◎市長(荒木勇君) この問題、僕もこの条文を読ませていただいて、36人で、法律が成立されたいきさつについては僕はよくわかりませんから、後で助役が詳しく説明してくれるそうですけれども、1回私になりましてから、習志野映画劇場の跡地についてお願いした経緯がありますけれども、習志野市が処分する土地を全部そこにかけなければならないのかどうか、この趣旨を理解しながら、これから僕は検討していかなければいけないなと、こう思っているところでございますけれども、その趣旨等々についてちょっと助役より説明いたします。 ○副議長(保月美世子君) 続いて答弁を求めます。鈴木専蔵助役。 ◎助役(鈴木専蔵君) 市長指示の補足を申し上げますけれども、この条例の内容については、もう十分御理解をいただいていると思いますけれども、この条例を制定しなければならなかった背景というのがあるわけでございます。当時36年3月17日条例7号で制定をしておりました。当時習志野市制を施行し習志野市が非常に多くの土地を求めておった時代でございます。その中でいろんな問題が発生したということで、ここに書いてあるような境界の立ち会いのところまで、有識者に聞かなければいけないような内容が入っているわけですが、本来の条例の趣旨としては、やはり市有財産の処分であるとか、非常に重要な財産の処分、そういうものとか、その他市有財産に必要な事項と、これが本来の目的ではないかと。これ地方自治法上にても1件5,000平米以上ということです。そういうような規定がございますので、自治法上との整合性も図っていかなければいけないんじゃないかと。いつかの時点ではこれは条例を改正していかなければいけないだろうと、これ外部の方が見たときに、何かこの当時諮問した事項を見ますと、何かちょっとお恥ずかしいというか、ちょっと申し上げにくいんですけれども、そういう内容が多々あるものですから、これらについてはもう少し条例の整備をしていきたいというふうに考えております。地方自治法の趣旨にのっとったそういう市の審議会に対する諮問という形になっていくんではないかというふうに考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) 今助役の方から過去の経緯について御説明いただいたわけですが、全くそのとおりだろうと思います。過去に私も市有財産調査委員会を結構やらせていただいた経過もございます。そうした中で非常に細かな問題まで当時問題提起をされて、委員会がたびたびよく開かれてきたと。その後については当時のいろんな土地問題も大分整理をされて、現在宅造についても未登記部分については1件だけと、当時は大変な数を得たという経過もあります。ただ今お話がございましたように、昭和36年に条例が制定をされて、今日営々と残っているという形の中で、当然手直しをしなければならない問題、これらについては他の条例等にいろいろたくさんあろうかと思います。ぜひ時のかなったような形で条例整備をすべきだと、そう思いますので指摘だけしておきます。 そうした上で、平成6年度については予算委員会でもいろいろなったわけですけれども、企業局が少なくとも宅地分譲が一時中止していたものが、再度平成6年度の事業の中に組み込みをされていくと、こういった問題等々についても少なくともその前段の段階で、一つには市有財産に諮問をするということも一助かなと、こう思うわけです。これは私の考えですから、それはおかしいよと、また法律との関係で5,000平米、また金額等も定められている問題がありますから、これは議会に議決する問題でもあろうと思います。政策的な意味でのそうした取り扱い、まして今回非常に遊休地が見事に整理をされていく段階で、どういった状況の中で処分ができるのか、また大きな面積については先ほど来からいろんな難しい問題もはらんでいるわけでございますので、そこらあたりの整理も当然進められて、整理されているよということもあろうかと思います。そこらあたりについていま一度ちょっとどの点まで整理がなされているのか御答弁をいただきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。染谷財政部長。 ◎財政部長(染谷秀丈君) 先ほど答弁の中にも申し上げましたように、有効活用の検討協議会をつくらせていただきました。その中で先ほど調査を一応終了させていただきましたと、一応区切りをさせていただきましたと申し上げましたけれども、その中でいわゆる未利用地あるいは暫定的に、本来のものではございませんが、暫定使用している土地とか、いろいろございますけれども、そういったものにつきましてリストアップをさせていただいて、検討委員会でこれをどうあるべきかと、暫定の土地利用であっても、それがいつごろまで、あるいは将来的にはどういう形で使うべきなのかということについて、協議会の中で検討していきたいということでございます。 先ほど御質問の中で主たる質問でお答えさせていただきましたものの中で、いわゆる袖ケ浦6丁目の件につきましては、この中でどうあるべきかということで、そのリストアップされた中の一つでございますが、そういった中で処分の方向で検討をすると。その検討の方法といたしましては、専門部会を設けまして、先ほど申し上げましたように、いろいろな問題がございますので、それらの問題が具体的にどうすればクリアできるのかについて、専門部会の中で詳しい検討をしていきたい、それが現状の協議会の現状でございます。 以上でございます。 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) わかりました。検討委員会の中で十分煮詰めていくという経過でございますので、またそうしたものが明確にされましたならば、議会にもぜひとも御報告をいただければ幸いであろうと思います。 次に、教育行政について3歳児保育の問題についてでございます。これについては既にもう習志野市についても先ほど来申し上げましたように、杉の子幼稚園大変な御努力をいただく中でその方向性を探ってきたと。既に全国的にも3歳児保育が国の施策と相まって、非常に急ピッチに進められているのかなと、最終年次は13年、これまでには何とか全面的に措置をしたいと、こういう方向で現実にはずみがついたというのも事実かと思います。特に大阪についても、大阪市教育委員会は4年度から市立幼稚園3園で研究園の形で3歳の受け入れを開始、翌5年度に3園を加え、本年度は一気に20園をふやしたと、計26園は市立全幼稚園62園の45%に上ると、非常に大阪については非常に積極的に3歳児保育というのが推進をされてきたなと思うわけであります。特に習志野市については以前にも申し上げましたけれども文教住宅都市、そして他市に誇るその憲章を持ち、そして文教についてはどこにも負けないという非常に誇りがあったわけです。そうした上でも習志野市が当然文部省からモデル校というような形の中で、少しでも早くにこれが実現をしていくのかなと、一面には非常に慎重やなという思いもするわけですけれども、今までいろんな問題もあったことも事実でありますが、いずれにしても、これからやろうとするにはやはり私立幼稚園との競合を避けていくという問題も当然、先ほど教育長の答弁の中にもあったわけでありますけれども、ここらあたりについては今までの経過の中で私立幼稚園の経営者の方々等についても、その方向性を探ったという経過はあるんでしょうか、お尋ねをいたします。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。平野教育長。 ◎教育長(平野久雄君) お答えいたします。 一度私立幼稚園の5園の先生方に集まっていただいて、まだ深い話し合いにはいきませんけれども、3歳児のこれから市の幼児たちの教育にやらなければならないということで、現在5園がどういう状況なのかお話を伺った程度でございます。 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉政之さん。 ◆30番(小倉政之君) 当然これらについては、私立幼稚園の経営者の方々についても大変な関心事であることは紛れもない事実であろうと思いますけれども、そうした中で習志野市が少なくとも公立と私立が融和した形の中でできたというのは、それなりの歴史があったかと思います。そうした上で十分へたなあつれきは避けなければならないと思いますけれども、全国的にこうした私立幼稚園の方々等についても非常に理解を示すというか、私立は私立のよさを認められつつというそこにあろうと思います。したがって、先ほど第1回答弁がございましたように、平成7年からはこの検討委員会の中でまた十分煮詰めるということでございますので、少なくとも習志野市は他市に先駆けた形で公立幼稚園が整備をされているわけでございますので、何も13年まで待って、そんな考えはないと思いますけれども、早ければ早いにこしたことはないんではないか。それらについては当然施設の整備改善の問題、そこらあたりも十分あることも承知をいたしているわけですけれども、ぜひ今後に期待をいたしたいと、ぜひ積極的なお取り組みの中でお願いをいたしたいと思います。 最後に、津田沼小学校の建てかえの問題、これについては前回私が建てかえについて問題提起した以前に、非常に積極的な形でお取り組みをいただいて、当初は補助対象にするには60年、建設されて60年にならないと補助対象にならんというような経過もあったわけですけれども、再度調査をいただいた中で、先ほど答弁をいただきましたように、危険度の調査等も行った形の中で数値も出てきたようでございます。十分ここらあたりのいま一度、いま一度というか、これが十分に推移をしていけば平成14年ということになろうかと思いますけれども、この建てかえの問題については既に昭和60年の4月17日に津田沼小学校の当時石原校長並びにPTA会長の大久保さんというのが当時PTA会長であったんです。当時杉田教育長、杉田教育長については津田沼小の校長もやられているわけですけれども、当時要望書が提出をされております。これについては教育委員会でも大事に保管はされていようかと思いますが、これらをすべて網羅して解決していくには、やはり一番大きなネックは円形校舎のなせる技といいますか、そこらあたりを非常に厳しく見極めているわけです。円形校舎なるがゆえに北側になるといろんな問題、それから黒板の問題とか、いろんな問題提起がされております。そうしたものの背景の中からして、やはり建てかえをしなければこれらの解決が見られないという一面がございますので、ぜひこの問題についても今後とも合わせて積極的に対応をぜひお願いをしたいなと思う次第でございます。 これで私の質問を終わらせていただきます。以上です。 ○副議長(保月美世子君) 30番小倉議員さん。よろしゅうございますか。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) これより同一会派の関連質問を許します。関連質問ございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 関連質問ございませんようですので、以上で30番小倉政之さんの質問を終わります。 次に、14番田畑富三夫さんの質問を許します。登壇を願います。            〔14番 田畑富三夫君 登壇〕 ◆14番(田畑富三夫君) それでは、通告順に一般質問を行います。 最初に、障害者福祉の問題であります。昨年の12月に心身障害者対策基本法が大幅に改正をされ、障害者基本法として成立施行されました。この改正に当たり次のような経過があります。国連におきまして昭和58年からの10年間を国連障害者の10年と宣言し、各国においても障害者の社会参加や自立を促進するための行動計画を策定し、一層の福祉の増進を提唱してきたのであります。我が国でもこれらの提唱に基づき、昭和57年に障害者対策に関する長期計画を決定し、その後の10年間の中で身体障害者福祉法の改正、障害基礎年金の創設、障害者の雇用の促進等に関する法律の改正などを行い、障害者福祉に関する諸施策の着実な進展が図られてきたのであります。 また、1993年から2002年までの10年間をアジア太平洋障害者の10年とすることが国連のアジア太平洋経済社会委員会第48回総会で採択され、政府も昨年の3月に新たな障害者対策に関する長期計画を策定し、これまでの理念や目標を受け継ぎながら、新たなニーズにも対応できるよう積極的に取り組みをしているのであります。 このように国連の長期計画の節目の時期にあたり、障害者を取り巻く社会情勢の変化に対応し、かつ障害者の自立と社会参加を一層促進するために、この法律が改正されたのであります。その主な改正点の内容の中に、特に注目すべき点は第2条の定義であります。現行法における心身障害者の規定を障害者とは、身体障害、精神薄弱、精神障害が対象であることを明定したのであります。また、参議院厚生委員会ではてんかん及び自閉症を有する者並びに難病に起因する身体または精神上の障害を有する者であって、長期にわたり生活上の支障がある者は、この法律の範囲に含まれるものであり、これらの人たちに対する施策をきめ細かく推進するように努めること等の附帯決議がなされたのであります。この規定は対象者を広くとらえ、これにより行政の十分な対策が受けられることであります。さらに第3条では、第1項の個人の尊厳に加えて、第2項として、「すべて障害者は社会を構成する一員として社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与え得られるものとする」との条項が加えられ、国連が提唱している完全参加と平等を明文化しているのであります。このことは、どんなに重い障害があっても人には住みなれた土地や家に住み、普通の外出や仕事、また友人等との交流をする権利があることであり、そうしたことを可能にするために、障害者の社会参加と自立への環境を整えることが、優しさと生きがいのある町づくりの原点と思うのであります。 こうした観点から、障害者福祉や予防など総合的に対策を講じ推進するための障害者基本計画策定を政府に義務づけ、政府のこうした障害者対策を毎年国会に報告するよう規定されております。またこの計画は都道府県や市町村にも努力規定として策定が求められているのであります。そこで、お尋ねをいたしますが、その法改正における本市の対応としての基本方針並びに事業計画について答弁を求めるものであります。 次に、自転車等の駐輪対策の問題であります。昨年の12月21日、22日に「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」、いわゆる自転車法が改正公布され、今月の20日より施行されます。本市におきましてもさきの議会で自転車の放置防止に関する条例が一部改正をされました。その主な内容は一時利用制度、原付自転車の移送保管措置、また整理区域外でも撤去措置がとれるようにしたことであります。 さて、今月総務庁のまとめた昨年10月から11月までの放置自転車の実態調査の報告によりますと、昭和56年には100万台近くあった放置自転車の総数は約77万台までに減少し、前回の平成3年の時点より約5万台減少いたしました。また一昨年中に撤去された台数は過去最高の212万台、そのうち所有者に返還されたのは約119万台、そして廃棄処分が約85万台、リサイクルが約7万台であり、放置自転車の状況は依然各自治体でも深刻な問題になっております。 一方、自転車産業振興協会などによりますと、平成4年は年間で835万台の自転車が生産輸入され、全国の保有台数も推定で約7,320万台に上り、これは国民1.7人に1台の割合の所有であります。放置自転車の実態や保有台数の増加に伴い、駐車場また防犯登録、交通マナー等今後の課題も多いのが実情であります。最近の市内の自転車の駐輪状況を見るのに、JR津田沼駅周辺またバス停等放置自転車の台数が増加しているように見受けられるのであります。そこで放置自転車の状況とその対策についてお尋ねをいたします。 次に、この改正自転車法に基づき、本市でも10月より施行される放置自転車に関する条例の効果を期待するものでありますが、この改正自転車法の法律の中では、例えば所有権の問題、そして駐車場計画、移送保管措置に要する利用者負担等の問題が規定をされており、本市の改正された条例にはこれらの対策については明らかにはなっておりません。そこで、この自転車法改正に伴う今後の本市の対応について伺い、第1回目の質問といたします。            〔14番 田畑富三夫君 降壇〕 ○副議長(保月美世子君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。市長荒木勇さん。登壇を願います。             〔市長 荒木 勇君 登壇〕 ◎市長(荒木勇君) 田畑議員の御質問にお答えいたします。 障害者基本法による本市の対応についていかがかということでございます。障害者基本法は心身障害者対策基本法を一部改正し、平成5年12月に公布された法律であります。この法律は国連障害者の10年の成果を踏まえ、障害者施策の現況に適合させながら、完全参加と平等の理念を推進するために改正制定されたものであります。第1に法律の目的に関し、個人の尊厳に障害者の自立参加の促進を基本理念として加えたこと、第2に、障害者の定義に関し、身体障害者、精神薄弱者のほかに精神障害者を加えたこと、第3に、障害者の日を法律で定めたこと、第4に、障害者基本計画の策定を市町村の努力目標としたこと、以上が挙げられます。 御質問の本市の障害者施策につきましては、習志野市基本計画に基づいて心身に障害のある方々の自立と社会参加の促進を図ってまいったところであります。今回の法改正により、市町村においても障害者基本計画の策定に努めなければならないとされていることから、本市の対応といたしましては、千葉県において平成6年度に障害者基本計画を策定するので、その動向を見ながら計画策定に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、自転車の放置対策について答弁をいたします。自転車は通勤、通学、買い物等のための最も身近な近距離交通手段として幅広い年齢層に利用され、国民の約2人に1台の割合で普及しております。自転車利用の増大は自転車の放置という社会問題も提起され、本市も例外ではございません。御質問の本市における自転車の放置状況について申し上げますと、平成5年1月に実施した習志野市放置自転車等問題対策検討委員会の調査結果によりますと、市内7駅周辺の1日の放置台数は約4,000台でございます。このうちJR津田沼駅南北口の放置自転車数は約2,300台であります。なお放置自転車の防止対策として平成6年4月13日に実施した、新規採用職員による放置自転車撤去作業による南口、これはJR南口でございますけれども、南口の撤去台数は約400台であり、平成6年5月9日に実施した習志野警察署交通課との合同撤去作業では、自転車台数220台及びバイク台数50台でございました。このほか平成6年6月2日に実施した地域担当職員及び習志野警察署交通課と合同の南北口撤去作業では、自転車台数約300台及びバイク台数30台でありましたが、参加職員等の意識の高揚になりました。 また、自転車駐車場の整備状況につきましては、平成5年度に2施設を新設し19施設となり、利用可能台数は約1万6,000台であります。 次に、自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律の改正に伴う本市の対応についてでございますが、平成5年12月の同法の改正に伴い、本市におきましても平成6年3月に習志野市自転車の放置防止に関する条例及び施行規則の改正を実施し、平成6年10月1日の施行日に向け現在作業に取り組んでおります。主な改正に伴う対応策につきましては、1、一時利用制度の採用、2、原動機付自転車50cc以下についても自転車と同様の措置をしたこと、第3、整理区域外であっても整理区域内と同様の措置をとることといたしております。第4、習志野市自転車等放置防止対策協議会を設置することといたしております。なお、7年度以降の取り組みにつきましては、放置自転車の移送保管料の徴収等について検討してまいります。 一、二答弁が漏れているところあろうかと思いますので、それは次の機会に答弁させていただきます。 以上で第1回の答弁を終わります。             〔市長 荒木 勇君 降壇〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さんの再質問を許します。 ◆14番(田畑富三夫君) それでは、再質問に移りたいと思います。 最初に、障害者福祉の問題であります。これは平成6年度で県の障害者基本計画の策定を見ながら取り組みたいという積極的に、また前向きな御答弁をいただきまして大変感謝をいたしております。そこで、そうしますと事務的作業の中で平成7年度には本市はこの障害者基本計画、これはこの障害者基本法に基づく確かに努力規定にはなっておりますが、県の動向を見ながら平成7年度には取り組みたいと、また策定にいくと、このように私は伺ったわけでございますけれども、いま一度御答弁をいただきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) お答えいたします。 今議員さんおっしゃられましたように、6年度に県の方で計画策定をやるというふうなことを聞いておりますので、私どもも近隣市の状況等もいろいろ現段階で調査してございますが、千葉市におきましては政令市であるということから、県と同じ年度で6年度に計画を策定するというふうに聞いております。この近隣では他の市では今のところはっきりはしておりませんということでございましたが、私どもも他のそういう動向なども十分調査をさせていただきますが、県の計画ができ上がったものを参考にさせていただきながら、習志野市の計画も7年度にはつくりたいという気持ちでおります。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 障害者基本法の30条を見ますと、その計画を策定する前段といたしまして、地方障害者施策推進協議会の設置、そしてこれは条例に基づいて設置をしている、その中で計画を策定していくというような規定になっておりますので、前段としてこの地方障害者施策推進協議会、これを設置しなければならないと思うんです。いかがですか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) そういう段階を踏みまして、7年度から策定をしたいと、そういう考えでおります。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) それでは、この基本計画策定に当たりまして、まず個々の問題につきまして現状の精神障害あるいは精神薄弱というような形の中でお尋ねをしていきたいと思います。今度の法律によりまして、法律用語としては「心身障害」という名称は障害者ということになったわけです。今回は身体障害者、精神薄弱者、そして精神障害ですか、この3つが障害者という形の中で規定をされているわけでありますが、参議院の厚生委員会では附帯決議がなされたように、てんかんとか自閉症、また難病につきまして、こういった病気をお持ちの方々については、この法律では精神障害という広範囲な位置づけを確認されたわけでありますが、精神障害者の対応につきまして現状どのような対応しているか伺います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 精神障害者の対応ということになりますと、御案内のとおりでございますが、精神保健法というものに基づきまして精神障害者の対応をしているわけです。この精神保健法といいますのは、県がやっておりまして、具体的には保健所が管轄をしております。そういうことでございますので、私どもはそことのかかわり合いはいろんな連絡調整、例えば市内にそういう精神障害の方がいらっしゃるという情報等が寄せられますと、保健所の方に連絡をいたしまして、私どもも一緒になって連絡調整等を図っていくと、こんな体制で今やっております。したがいまして、その認定と具体的手続は保健所の方を通じて県の事業としてやっておるということでございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 部長今答弁をいただきまして、精神障害につきましては県という形の中で保健所の管轄になっていますけれども、障害者基本法がきちっと策定されまして、保健所と市とのいわゆる連携、密な連携、これがこれから必要なんです。この点について御承知かと思いますけれども、連携をきちっととっていくというように要望しておきます。 そこで、精神障害あるい薄弱者の方々が授産という形の中で、今度習志野市におきましても福祉作業所がいよいよできるということになっています。若干の概要は聞いておるわけでございますけれども、くわしく御説明いただければと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤倉二福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) お答えいたします。 福祉作業所でございますけれども、現在計画しておりますのは、今東部の保健福祉センターができました、前と申しますか、南側にございます旧老人いこいの家の芙蓉園のあとの建物、これを改造をいたしまして、そこに作業所をつくりたいという計画でございます。中身につきましては定員は一応15名を予定してございます。これに携わる職員が4名ということで、設備といたしましては作業室とか食堂、それから会議室、相談室、医務室あるいは必要なトイレ等ございますが、それらのものと。それから作業内容といたしましては公園の清掃を行うとか、あるいは縫製、縫い物でございます、それからあとは印刷でもごく簡単にできるようなもの、こんなふうなものをやっていきたいと。そして今年度中に設計、それから旧芙蓉園でございますが、これを改造の設計をいたしまして、それから中の改造も行いまして、来年の4月から新たにスタートをしたいということで、今作業を進めている段階でございます。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 習志野市につきましてはこれが1カ所、市直営としては1カ所の作業所になりますので、この15名については花の実園の方からも募集といいますか、そういう形になるわけですか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 花の実園の方からということも一部はあるということも聞いておりますが、花の実園の方は今申し上げましたほかに、先ほど市長も申しました秋津の総合福祉センターの隣の2ヘクタール、これを福祉の拠点とする中に、もう一つ福祉作業所も考えていきたいということでございまして、その時期にまた花の実園の方も一緒にあわせて考えていきたい、こんなことでおりますので、今のところはまだ具体的に花の実園から何名持っていくとかというふうなものは、はっきりしたものはございません。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 部長今、もう一カ所つくりたいということで御答弁いただきましたので、この点についてはまた今後の課題として取り組んでいきたいと思います。 そこで、特に公共施設についての整備状況、環境整備、これは昭和62年習志野市公共施設に関する福祉環境整備要領に基づいて、公共施設の障害者の方々に対するいろんな整備をやってきた、現在もその経過の中にあるわけでありますが、この状況について御説明いただきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 公共施設の福祉環境整備事業ということ、これは55年から計画を立てまして実施をしてまいりました。その中で特に大きなものを2つ3つ御紹介したいと思いますが、昭和56年に袖ケ浦、鷺沼地区の歩道の段差の切り下げとか、点字ブロックを敷設いたしました。それから57年には習志野郵便局前の交差点、それから袖ケ浦地区の歩道の段差の切り下げ、点字ブロックの敷設と、それから平成3年には市役所の本館の1階、それから新館の2階と点字ブロックを設置をいたしました。それから平成4年には大久保公民館の事務室の入り口のドア、それからカウンターの改修、階段の手すりを設置したとか、こんなところが大きなものでございます。平成6年度でもって一応計画としましては最終年度ということになってございますが、やはりこれも時代が大分この基準を設けましたときから変わっておりますので、ここら辺で見直しをしながら、一部できなかったものもございますので、新しくまた来年度以降も取り組んでいきたいと、こんなふうに考えております。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 見直しをしていくと、実態に即した見直しをやっていただきたいと要望しておきます。 そこで、特に交通の拠点であります駅ですね、駅について若干お尋ねをいたします。今回京成実籾駅がいよいよ橋上化という中でエスカレーター3基、上り専門ということで、この点について障害者の乗れるエスカレーターという要望をしたいわけでありますが、京成実籾駅並びにJR津田沼駅そして京成谷津駅につきまして、現状はどのようになっておりますか、また鉄道主体に対しての要望等含めて御答弁ください。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。篠原企画政策部長。 ◎企画政策部長(篠原潔君) まず、実籾の駅の方から申し上げてまいりますが、今回改良いたします実籾の駅舎の中でのエスカレーターには車いすは乗れません。大変残念でございますけれども、と申しますのは、車いすを利用できるようなエスカレーターにいたしますには、敷地延長が約20メートルぐらい必要でございます。しかしながら、設置する場所は約16メートルしか延長ございません。その延長16メートルの中が当初エレベーターを設置することを検討もし、それからエスカレーターも検討いたしました。そして両方ともその敷地延長が足りません。したがって車いすが利用するに当たりましては、ホームへ直接スロープでホームへ入るようにというふうな形になってございます。 それから、JR津田沼につきましては、さきの議会でもお話がございましたけれども、国の定めるガイドライン等からしましても、駅舎の大型な改良が必要だと、その大型の改良時にあわせて取り組んでいくというようなお話もいたした記憶しておりますけれども、これも千葉支社と引き続き重要な課題として機会あるごとに要望してまいりたいというふうに考えております。 それから、京成谷津駅につきましては、せんだっての京成さんとの定例会がございましたけれども、その際にもお願いをいたしましたけれども、設置の可能性はあるという回答をいただいておりますので、若干下を走ります国道14号との取り扱いの問題であるとか、あるいは今の歩道の一部を取り壊さなければならない問題であるとか、駅舎の中にございます売店の一部を取り壊す問題だとか、若干整理しなきゃならない問題がございますけれども、もう少しく京成さんにピッチを上げて計画をしてほしいという要望をいたしております。ただ、こういった要望もすべて軌道者側いわゆる京成さんなら京成さんのみに費用負担をもってやれというわけにはなかなかいかないだろうと思います。特に谷津駅の歩道考えてみましても、南北の商店会との連携の問題であるとか、あるいは北側から南側にございますいわゆる臨海部へ谷津のバラ園、あるいは干潟公園、いわゆる干潟へのそういったアプローチ、そういったことからしましても重要な何と言いますか、足の便を確保するということにもなりますから、やはり習志野市もみずからも一定の財政を負担をしてでも実施していく必要があるんじゃないかと、こういうことで考えまして今京成さんに、もう少し実施に近い検討を加えてほしいと、こういうことを先日の定例会で要請したところでございます。それに対しまして京成さんからも検討に入りますと、こういう回答をいただいたところでございます。 以上です。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 引き続き要請をしていただきたいと思います。特にJR津田沼駅については、長年いろいろ要望されておるわけでありますが、このJR津田沼駅が駅ビルといいますか、大きく改造の中でどうも考えるというふうな話も伺っているわけでありますけれども、しかしそれとて長期間を要するわけでありますので、その点についても、やはり車いすの方が改札口まで到達して、そしてホームへ行けるというような環境づくりは、これはもう財政の問題があろうかと思いますけれども、これは最もやはり必要なことでありますし、特にまた京成谷津駅につきましては、あの長い階段を私たちみたいな若い人でもやっぱり疲れるといいますか、健常者であっても大変な長い階段でありますので、エスカレーターにつきまして、これ上下できるというエスカレーターもあるわけでありまして、非常に設備的でも財政負担が大きいですけれども、この点についても引き続き要望をしていくということでお願いをしたいと思います。 続きまして、障害者の方々が窓口にいろいろお見えになる、そしてまた身体障害者手帳の交付を受けるときにも、やはり窓口へ来られるというような形の中で、例えば障害者福祉などをいろいろ見ますと非常に助成制度も多いんです。いろんな免除の措置も多いんです。例えば水道の問題で県水、例えばNTTの受話料の問題です、これ免除措置ありますが、どうも窓口はやはり例えば県水の場合は水道の方の営業へ行かなければならない、またNTTはNTTの方に行かなければならないということがあるわけです。それは一つの例でございます。これは障害者福祉の窓口でこの申請書を置いておいて、ある程度一括でできるような措置、これについて利便性を図っていくことが大事ではないかと思うんで。特に障害者の方々に対しては、向こうへ行ったりこっちへ行ったりする、また郵送する、これも非常に大変な部分があるわけです。ですから、できれば障害福祉の窓口に来たときに、いろんな広域的な免除措置とか助成制度は、今窓口の方も一生懸命やっていただいているんですけれども、今言ったNTTの方とか県水とか、幾つかほかにもあるわけでございますけれども、そういうものを何とか窓口の方でうまく最大でできるような形で考える必要があると思うんです。この点について担当のひとつ御答弁いただきたいと思うんですけれども。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 今田畑議員さんおっしゃいました窓口の一本化ということで、障害者の利便性を図ると、こういうお話でございますが、例として挙げられました県水の減免の手続とか、NHKの受信料の減免手続、これらは現在窓口の方で私どもを経由して、それぞれのところに手続をするようにやっております。そのほかにも幾つかやっておるものもございまして、なるべく障害者の方の利便性を図る、窓口一本化ということでお手伝いをしたいわけでございますけれども、中にはプライバシーに関するものがございまして、例えば税の申告なんかの場合ですと、これはプライバシーに触れますので、そういうものについてはちょっと避けなければならないものもありますが、極力一本化できるようなことでは努力をしてございますので、もし障害者の方の方から議員さんの方にもお話でもございまして、こんなものはどうかというものもありましたら、ぜひ検討させていただきたいと思いますので、その辺よろしくまたお願いをしたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 今1つ例を挙げさせていただきましたけれども、担当の方ではそういう措置をとられているということでございますので、障害者の方々がやはりそれすべて知ると言いますか、窓口でいろんな情報を提供してあげるということで私質問したわけでありますので、その点についてもひとつまた徹底していくということが大事だと思います。 それと、ひとつお聞きしたいんですが、聴覚障害者の方につきましては、今文字放送レコーダーの給付を受けられるというように聞いておりますけれども、これは現在どのような状況になっておるのかお尋ねをいたします。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 文字放送レコーダーということで、これは国の方からは実は既に文書はいただいておりますが、具体的に正式な通知がまだまいっておりません。その通知がまいりますと、国の制度として実施できるわけでございます。中身は基準単価を10万円程度というふうなことで現在のところは聞いておりますが、これらの通知があり次第、この制度にのった給付の手続をやっていきたいというふうに今のところは考えております。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 国の方からの連絡等来ましたらば給付するということでお願いしたいと思います。 それで、障害者の最後に聞きたいんですが、12月9日がいわゆる障害者の日という設定をされておるわけでありますが、本市につきまして12月9日本年迎えるわけでありますが、何か行事あるいはどういうものをお考えになっているのか、この点について伺います。
    ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。佐藤福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤倉二君) 12月9日が障害者の日ということで、今度の基本法の改正で位置づけられたわけでございます。これについて具体的な何かことを考えているのかということでございますが、特に事業ということではございませんが、これらのPR方を広報によって12月1日号で2ページ見開きで市民の皆様方に御理解いただけるようなPRをしようと、こんなことを考えております。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) これもなるべく本市においては福祉のいろんな行事やっていますけれども、できれば12月9日は障害者の日ということでございますので、何かひとつ考えていただきたいと思います。 障害者福祉については、先ほどの第1回目の答弁で、基本計画の策定という形の中でいただきましたので、以上で終わりますが、次に、自転車の問題であります。職員の方とか、あるいは習志野警察の方々で放置自転車の撤去をしたと、非常に御苦労なことと思います。そこで参考にお聞きしたいんですが、昨年1年間で、あるいはデータ的にとってあろうかと思いますが、いわゆる撤去された放置自転車がいわゆる所有者に返還されたもの、また廃棄処分になったもの、また回収業者あるいはリサイクル分に回したもの、これ数字的なものがデータがございましたらば御答弁ください。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 平成5年度の放置自転車の状況についてお答えをしたいと思います。放置自転車の移動台数でございますけれども1万1,314台でございました。この中で返還されたものが1,797台、リサイクルしたものが499台でございます。それから廃棄処分にしたものが2,053台、このような数字になっております。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 総務庁の放置自転車における調査見ますと、例えばこれ所有者に返還されたのは大体5割くらいになっているわけでありますが、この移動が今答弁いただきまして1万1,314台、そのうちに所有者に返還されたのが1,797台、約1割5分でしょうか15%。そこで改正自転車法に基づいて改正の内容からいろいろ伺いますと、放置自転車の整理区域外でも、本市の条例によって整理できるということになりましたので、そうすると放置自転車の数が相当ふえるというように私は予想するわけです。現在のJR津田沼駅、土木部長も御承知のように、北口につきましては相当数放置自転車の台数あります。総務庁の実態調査から見ますと、例えば放置自転車の多い駅ということで、千葉市の稲毛駅を見ますと、これ2,586台という一応資料があるんですけれども、JR津田沼駅北口現在は2,300台ですか、撤去した放置自転車数、先ほど第1回の答弁で、そういうJR津田沼駅北口が2,300台ですか、こういう答弁あったんですが、そうすると、かなり津田沼駅北口は高い数値になっているんです、現状はどうなんでしょうか、御説明ください。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 先ほど市長の方から答弁申し上げました2,300台というのは、津田沼駅の南北口合わせてでございます。北口は約1,500台、南口が800台という状況でございます。これはこの前調査した実態でございますけれども、現状もほぼ変わらない状況にあると思います。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 部長これはJR津田沼駅の放置自転車の数がどうなんですかと、こうお聞きしているわけなんです。高い方に位置しているんですか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 全国的なランクというのは私も把握しておりませんけれども、先ほどからお話の出ております全国の駅の放置状況の中で、ワースト1が中央線の立川駅という結果が出ておりまして、これが4,082台、それから吉祥寺駅、JRの中央線でございますけれども3,997台、3位が市川市の行徳駅、地下鉄の東西線だそうですが、3,969台というランクに、ランクというかそういう状況になっているそうでございまして、私どもの南北口合わせて2,300台というのは、かなり多い方ではないかと思っております。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 私はこの質問は、放置自転車の数を極力ふやすというような立場から御質問しているわけでありまして、少なければいいわけでございますので、私も6月に放置自転車数をこれ北口でございますけれども、調査しましたら、私の調査でございますので、正確性はありませんけれども1,150台、午前8時から午前10時の間です、非常に多くなっているという形の中で、これをひとつ整理する意味で一時利用制度を取り入れました。一時利用制度の内容的なもの、特にJR津田沼駅の北口にも一時利用制度を設けるということです。この辺について御説明いただきたいと思います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) JR津田沼駅の北口に一時預かり制度を導入したい。これは前にもお話ししたことがあると思いますけれども、実は場所を県道上を予定しております。県道の車道部分を利用して自転車駐車場にしたいという計画でございまして、当然県道の道路管理者でございます県の了解を得なくてはならないわけです。それとあわせて警察の方の協議も行っていかなければいけないという状況で、10月1日に設置できますように今手続をやっているところでございまして、基本的に道路管理者の方も警察も許可をしていくという方向で今協議をいただいているところでございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 一時利用制度ができる駐輪場が今回4カ所ですよね、4カ所、これは利用制度の収容台数といいますか、これはどのように考えていますか、御説明ください。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 条例改正のときに4カ所という形で御説明を申し上げましたけれども、私の方といたしましては作業の中でできるだけ各駅につくっていきたいという形で再検討しております。今現段階ではJRとそれから京成大久保、京成津田沼、それからJRの南北口、当初この予定でございましたが、これに新習志野駅を加えていきたい。それから実籾駅につきましては、京成実籾駅の橋上化にあわせまして京成電鉄主体の自転車置き場を検討していただいておりますので、一番駅広に近い場所になりますので、その中で一時預かり制度を導入していってもらいたいということで、協議を進めております。谷津がなかなか場所がございませんので非常に厳しいところでございますけれども、最終的には全駅に設けたいという考え方でございます。 台数等については、今設置場所等の状況の中で検討しているところで、まだ正確な台数は決まっておりません。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 今JR津田沼駅北口の利用の場所、県道ということを聞いたんですが、この県道の場所は大丈夫ですか、これ、交通障害になりませんか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を願います。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 今言った場所は大塚家具の線路際の道路でございまして、今お話のございますように車道でございますので、非常に交通上は問題が出てくる可能性があります。ただ現況の中では既にもうかなりの自転車が常時置かれている、放置自転車なんですけれども、置かれている地区でございますので、その地区の中を管理をしていこうということで警察と協議をしているという状況でございます。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) ともかく警察当局と話し合いの中でそこを設置するということでございますけれども、この前私が見ましたら150台、大体150から180、多いときは200台、ですから一時利用の場合は大体200台が可能ですが、これタクシーも通るし、これ交通障害に大丈夫かなと思うんですけれども、これは本当に大丈夫なんですか。再度ちょっと伺います。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 交通上非常に問題があるんではないかということで、警察との協議は非常に難航しております。その中で全面的に取るんじゃなくて、荷さばき所なんかを設置していくという形の中で対処していきたいということで協議をしているところでございます。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 私は一時利用の場所について、JR津田沼駅北口について当局の方々のいろんな調査もあるでしょうけれども、例えばこれはパルコの方のパルコ側、あれは船橋の一時利用制度のなっています、駐車場になっています、歩道上です。この三菱銀行津田沼支店ありますね、ここの歩道上というのはむしろ大体270台くらい放置自転車がありますけれども、歩道かなり広いですけれども、ここの場所はどうなんですか、これは検討していただいたんでしょうか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 歩道上の設置も検討いたしました。ただ先ほどから申し上げている地点が一番駅に近いものですから、起用がしやすいのじゃないかということで、第一にそこを候補地として挙げて折衝しているという段階でございます。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 将来的な方向の中でここも検討していただきたいと思うんです。それと津田沼1丁目公園の周り、周りにもかなり放置自転車がありますが、今現在バイクが大体100台から150台線路際に放置されています。ここについては一時利用制度の場所では今回はないんですか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 今おっしゃった場所については考えておりません。管理をしなくてはいけませんので1カ所に設置をしていきたいということでございます。公園の周囲に非常に多いのはバイクなんです。バイクにつきましては今回の条例改正の中で取り上げておりますけれども、10月1日からはバイクの撤去もできるという改正をしてますので、その中で対処してまいりたいと思います。今までの中ではバイクは撤去できなかったものですから、どうしても多くなってしまうという状況でございます。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 私はここの今の場所はこれからも検討していただきたいと思うんですけれども、現実的に放置バイクがずうっと並んでいるわけでありまして、北口の駐輪場の管理人室のちょうど道路挟んだ向かいですので監視も届くわけです。そういう意味では利用制度の場所にしてもいいんじゃないかというように思っているわけであります。 それと、津田沼1丁目公園につきましては都市公園法とかいろんな問題もあろうかと思いますけれども、この公園を利用した形の中で駐輪場が一時利用も含めてできないものか、その辺の検討はされたかと思うんですけれども、いかがなんですか。 ○副議長(保月美世子君) 田畑議員さん、伺いますけれども、休憩を入れますか。 ◆14番(田畑富三夫君) もう少しですから。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 公園の地下になってしまうと思うんですけれども、地下駐輪場というのはかなりの事業費もかかりますし、実籾で設置をいたしましたけれども、現段階ではJR津田沼の公園では検討しておりません。むしろ今の立体駐車場の中でまだスペースがあるものですから、バイク置き場になっているところございますけれども、そこを立体化したいという検討をしております。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 一時利用の場所については、またこれからも検討していただきたいと思います。 それと、最初の第1回の質問の形の中に戻りますけれども、今回の習志野市の改正した条例で見ますと、私は駐車対策の総合計画が親法律の中で決められているんですけれども、この点についてはどのようになっております。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 今回の改正自転車法の中で駐車対策に関する総合計画の策定ができるという規定がございます。できる規定なんですけれども、この計画で定める事項としては対象区域であるとか、あるいは計画目標、あるいは駐車場の整備の目標、こういうものを網羅しております。自転車対策というのは既にかなり事業が先行しておりまして、私どもも対象区域も決めておりますし、あるいは駐車場も先ほどお答えしたように19カ所1万6,000台の駐車場の整備を行っている。将来これを拡大していかなくてはいけないということになろうかと思いますけれども、そういうことで総合計画の策定につきましては、今回の改正の中で自転車等放置防止対策協議会の設置を条例改正で設けておりますので、これを10月1日から発足をさせて、この協議会の御意見をいただいた中で総合計画の策定に取り組むべきではないかという判断をしております。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 今の協議会の中で当然これが今答弁いただきましたけれども、計画を決めていくということで理解いたします。 それと、親法律の第6条の中にもありますように、今回の親法律の方では所有権が市町村に6カ月たつと完全に帰属するというようなことで、明確に規定されたわけであります。そこで本市の条例は2カ月ということのまだ定めもあるわけですが、この辺の関連性についてはどのようにお考えですか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 私どもは2カ月で取り扱っております。これは平成3年に千葉県の方で放置自転車問題に関する研究部会というのがございまして、この中で検討していただきました。千葉県における自転車の期間につきましては2カ月にしていこうという答申をいただいて、それに沿って私どもも2カ月に決めておりますので、この2カ月に決めた経過といいますのは、やはり遺失物という扱いじゃなくて無主物先占というんですか、そういう民法の239条の規定に基づく措置でございますので、私どもとしては2カ月を基本として取り扱っていきたいという考えでございます。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) 今の法律は無主物の何ですか、民法に基づく2カ月ということですが、各自治体でいろいろばらばらだったんですが、遺失物法とか、あるいは今言った法律で、条例ですか、法律によって条例で定めたりして結構ばらつきがあったものですから、親法律では6カ月たったら市町村に帰属しますよということが明確に規定されたわけでありまして、逆に言うと放置自転車の数がふえるという懸念もあるわけなんです。そういう意味でこれからもしっかり取り組んでいただきたいと思います。 それで、何点か要望を申し上げたいと思いますが、今回防犯登録が義務化されました。これについて習志野市におきましては警察と協議、あるいはこの点についての市民の方々に対する徹底、この点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 届け出制につきましては、まちづくり会議の中で今警察が参加しておりまして、その中で警察の方からかなりPRをしていただいております。私どももこの趣旨につきましては毎年秋に、10月から11月にかけてクリーンキャンペーン期間になりますので、この期間をとらえて住民PRをやっていきたいと考えております。             〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) それと、もう一つ問題なのは盗難車です、盗難届け、これは平成5年度でどのぐらい件数が御報告を受けているんですか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 大変申しわけなんですけれども、数字については把握しておりません。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) それで、以前JR津田沼駅の北口の駐輪場の管理人室といいましょうか、自転車の管理されるシルバー人材センターの人たちが詰めておりますが、ここに交番のお巡りさんが特に盗難被害が集中するような時間帯といいますか、そのときなかなかいないという形の中で、交番のお巡りさんが盗難を少しでも防止するということで、JR津田沼駅の北口の今の管理される部屋、ここに座っていたなんていうこともお聞きしたわけですけれども、この点についてはそういう経過もあったわけでしょうか。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 私はそういう経過聞いておりません。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) それで、そういう盗難届けが現実に利用者の方がそういう方に届ける、しかしこれを実際には警察に届けなければ盗難届けって言ったって受理されないわけですよね。それで、そういうものを私もいろいろ聞いてみましたら、盗難届けは結構駐輪場によっても違いますけれども、多いところは1日二、三件は寄せられるというような話も聞いたわけでございますので、そういう連携、できればそういう警察の方々がもう一歩また盗難に対する実態を市の方に教えていただき、また市の方からも親法律になっていますね、警察の方からの情報もいただけるということですから、そういうような形の中でやはり連携を密にしていただいて、それでできれば盗難防止の方法もひとつ考えていただきたいというように要望いたします。 それと、整理区域外でも今回撤去されるということになるわけでありますけれども、例えば要望でございますけれども、身体障害者の方々について、これ整理区域外でも撤去されたんではなかなかこれも大変じゃないかと思うんですが、身体障害者の方々に対する撤去がいいのかどうか、あるいはやはり身体障害者の人というのは整理区域外でもとめたり、例えば自動車では駐車禁止除外証書をいただけるわけですから、身体障害者の方々に、自転車でもそういうような方法を何とかシールか何かを登録の時点で身体障害者の方にお渡しして、それを撤去の際に参考にして撤去できないような形をちょっと考えるんですけれども、この点についていかがでしょう。 ○副議長(保月美世子君) 答弁を求めます。笛吹土木部長。 ◎土木部長(笛吹優君) 身体障害者の方の自転車については区別をしてというお話でございますけれども、やはり非常に難しい問題だと思います。むしろ自転車の保管場所については減免措置もございますので、できるだけやっぱり登録をしていただいて、自転車駐車場に入れていただくという方法をとっていただくのが最良ではないかと思います。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。 ◆14番(田畑富三夫君) この点につきましても要望に、お願いをしたいと思いますので、ひとつ検討していただきたいと思います。 この法律改正に基づく本市の条例も改正されたわけでありますけれども、できればまた改正する部分もあろうかと思いますので、この点について要望して、そして整理区域外でも撤去できる条例になりましたので、放置自転車の数がふえてくるという可能性が私は強いんじゃないかというように懸念するわけでありますので、所有者の方にも撤去した場合の告知、これもやはり綿密にして、なるべく所有者の方が引き取りに来られるような環境づくり、これもひとつ担当部の方でお願いをしたいと思います。 以上で終わります。 ○副議長(保月美世子君) 14番田畑富三夫さん。よろしゅうございますね。 これより同一会派の関連質問を許します。関連質問ございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 以上で14番田畑富三夫さんの質問を終わります。  ----------------------------------- △延会の件 ○副議長(保月美世子君) お諮りをいたします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(保月美世子君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明6月17日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて延会といたします。               午後3時14分延会地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              渡辺久江              辰巳久美子              保月美世子              田久保久之...